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2021.03.29
フィルムのデジタル化
モノクロフィルムの現像後はデータ化で保存!メリットや方法は?

モノクロフィルムの現像後はデータ化で保存!メリットや方法は?

 

撮影したモノクロフィルムの現像後は、写真の映像をデータにして保存してはいかがでしょうか?

これからの時代はモノクロフィルムをはじめ、写真を紙の状態で保存するよりもでデータ化しての保存の方が便利です。

今回はモノクロフィルムの現像後にデータ化するメリットや、データ化するための方法など解説していきます。


【目次】

1.フィルムをプリントせずにデータ化するメリット

2.データ化するにはどんな方法があるのか

3.自分で行う場合に必要な道具と作業の内容

 3-1.アプリを使ってデータ化する

 3-2.フィルム用スキャナーを使ってデータ化する

4.プロに任せる場合の必要経費とおすすめの業者

まとめ


 

1.フィルムをプリントせずにデータ化するメリット

写真屋さんにモノクロフィルムの現像処理をしてもらったらプリントアウトしてもらい、アルバムなどに入れて保存している人が多いでしょう。

フィルム現像に出したら写真を紙にプリントする保存を選ばずに、データ化してパソコンに保存する方が色々とメリットがあります。

写真のデータ化が持っているメリットは、大きく分けて以下の4つの要素です。

  • パソコンに写真の映像を保存しておくことで、写真を保管するためのスペースが不要になる

  • データ化した写真は撮影した時系列ごとに管理できるので、見たい写真の検索が簡単にできる

  • 神の写真と違い経年劣化の影響を受けにくいので、映像の質を落とさずに保つことができる

  • 写真のデータがあれば保管場所を複数に分けられるので、万が一被災しても写真を失うリスクを減らせる

写真のアルバムが何冊もあると保管するスペースが必要となるため、室内を狭くする原因の一つとなります。

モノクロフィルムの現像後にデータにして保存してしまえば、アルバムに室内のスペースを取られることがありません。

データ化した情報は時系列ごとにまとめておけるので、いつ撮った写真なのかの検索がしやすいのです。

紙の写真は何年も経てば紙の質が劣化して、モノクロの映像の色合いも劣化していきます。

その点でデータ化した写真は経年劣化してしまう心配がなく、写真を良い状態で保ち続けることができます。

日本は地震が多い上に最近では台風や大雪による被害も多いため、自宅が被災して家財を失なってしまう場合があります。

紙の写真なら失ってしまうとそれまでですが、クラウドサービスなども含めてデータを複数に保存しておけば写真を失う恐れは少ないです。


 

2.データ化するにはどんな方法があるのか

モノクロフィルムを写真屋さんに現像してもらった後にデータ化するとして、写真をデジタルデータ化するにはどうすれば良いのでしょうか?

現像したフィルムをデータ化する方法は、自分でひたすらスキャンするかプロにお願いするかのどちらかです。

自分でスキャンするデータ化の方法は、以下の方法があります。

  • スキャン機能を持ったアプリをダウンロードして、スマートフォンのカメラ機能を使って行う

  • フィルム専用のスキャナーを使用して、写真の映像をスキャンして取り込んでいく

上記の方法の他にもスキャン作業ではないですが、デジタル一眼レフカメラでフィルムを撮影してデータ可することも可能です。

自分で行うメリットとして初期費用がかかる以外は、長期的なコストが少なくて済むという点でしょう。

デメリットとしては映像の色合い補正することがアプリやスキャナーの機能では難しい点と、モノクロフィルムの映像一本を取り組むのに時間がかかる点になります。

プロに作業をお願いする方法は、以下の方法があります。

  • データ化サービスを行なっている写真屋さんを探して、お店にフィルムを持って行って依頼する

  • オンラインの専門サイトから注文申込をして、フィルムを郵送して依頼する

プロに依頼するメリットとしては色合いの細い補正がしてもらえて映像が良質になる点と、手間のかかる作業を自分でしなくて済むという点です。

デメリットとしてはカラーよりモノクロフィルムの方がデータ化の料金が高い場合がある点と、データ化するまでにカラーよりも納期がかかる点になります。

どの方法を選ぶかはコストや手間を考えて、自分が納得いく方法で決めることがおすすめです。

モノクロフィルムをよく使用していて現像する頻度が高いのであれば、その度にプロにデータ化してもらうのはコストがかかるので自分で行った方が良いかもしれません。

モノクロフィルムをあまり使わず現像する回数が少ない場合は、プロにデータ化してもらった方が簡単でしょう。



 

3.自分で行う場合に必要な道具と作業の内容

自分でデータ化するための方法で必要な道具と作業内容について、アプリ・フィルム用スキャナーを使う方法から解説していきます。

 

3-1.アプリを使ってデータ化する

この方法で必要な道具は、スマートフォン本体・フィルムをスキャンするためのアプリ・ ライトテーブル搭載のトレース台です。

トレース台はパソコンの画面などでも代用可能ですが、安い物だと3,000円前後から買えるので高額ではありません。

アプリは基本的に有料サービスとなり、料金パターンの一例でいえば300円程度の費用がかかります。

作業の内容は、以下のような流れです。

  1. 1.ライトをつけたトレース台の上に、モノクロフィルムをセットする
  2. 2.ダウンロードしたアプリを起動して、スマートフォンのカメラ機能を使い撮影する
  3. 3.スキャンしたフィルムの映像を確認して、気になる部分があれば色合いなど修正する
  4. 4.データをスマートフォンの中に保存する

ライトの光でフィルムを明るくしないとスキャンしにくいので、ライトのつけ忘れに注意するようにしましょう。

 

3-2.フィルム用スキャナーを使ってデータ化する

この方法で必要な道具は、フィルム用スキャナー本体・パソコン・手袋です。

フィルム用スキャナーは高い物ほど高性能ですが、家庭用ならば1万円前後の物を選びましょう。

フィルムが汚れるとキレイにスキャンできないので、作業時は手袋をはめるようにしてください。

作業の内容は、以下のような流れです。

  1. 1.フィルム用スキャナーの本体にあるフィルムをセットする場所に、モノクロフィルムをセットする
  2. 2.スキャナーを起動させて、フィルムの映像をスキャンする
  3. 3.スキャンしたフィルムの映像を確認して、気になる部分があれば色合いなど修正する
  4. 4.パソコンとスキャナーを接続して、データをパソコンに保存する

フィルム用スキャナーの中にはSDカードにデータを保存できるタイプがあるので、カードに保存しておきたい場合は用意しておきましょう。


 

4.プロに任せる場合の必要経費とおすすめの業者

データをプロに任せる場合の写真屋さん・専門サイトでかかる必要経費と、おすすめの業者について解説していきます。

必要経費は写真屋さん・専門サイトで、以下のような料金設定となります。

  • 写真屋さん:モノクロフィルムの現像代+CDデータ化代

  • 専門サイト:基本料金+CDデータ化代+送料

データ化のサービスを行っている写真屋さんは、モノクロフィルムの現像とセットにしていることが多いです。

専門サイトの場合は業者によって費用の相場が多少違うので、見積もりをしっかりしておくようにしましょう。


 

まとめ

これから先のことや利便性の高さを考えたら、モノクロフィルムの現像後はデータ化しての保存が適しています。

自分でスキャンするデータ化の方法は、以下の方法があります。

  • スキャン機能を持ったアプリをダウンロードして、スマートフォンのカメラ機能を使って行う
  • フィルム専用のスキャナーを使用して、写真の映像をスキャンして取り込んでいく

プロに作業をお願いする方法は、以下の方法があります。

  • データ化サービスを行なっている写真屋さんを探して、お店にフィルムを持って行って依頼する
  • オンラインの専門サイトから注文申込をして、フィルムを郵送して依頼する

ご紹介した方法の中から自分の状況に一番合うやり方を選んで、写真の映像をデータにしてみてはいかがでしょうか。

パソコンやスマートフォンの画面で、懐かしいモノクロフィルムの写真を見られるようにしてみましょう。

 

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