「かわいいけど臭いが悩んでいる…」
「猫が臭くてがきつい!」
「ペット臭の対策方法を知りたい。」
この記事を読まれているあなたはこんな風なお悩みをお持ちかも知れません。
ということで今回のくらぷらブログは、ペットの臭いの対策方法について解説していきます。
ワンちゃん・ネコちゃんがそれぞれどういった原因で臭いがつくのかも紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
まずはペットで犬を飼っている方に向けて、犬の臭いの原因を3つ紹介していきます。
しっかりと読んで、どれが原因なのか明確にしておきましょう。
犬の臭いの原因は、多くはその体臭によるものです。
犬にはアポクリン腺と呼ばれる汗腺が全身にあります。
アポクリン腺とは、人間でいうと脇の下にある汗腺。
大量に汗をかかいてしまう夏場は、腋の臭い対策を毎日行う方もいらっしゃると思います。
これが全身にあるとなると、体臭が臭ってくるのは簡単に想像できるのではないでしょうか。
犬は口臭が原因で臭く感じることがあります。
人間に比べ犬は歯石が溜まりやすいからです。
歯石とは、歯垢が石のように固く固まってしまったもののこと。
犬の場合、食べかすなど口内に残った歯垢は、たった2~3日で歯石となってしまいます。
これは人間の10倍の速度です。
これが犬の臭いの原因の2つ目です。
3つの目臭いの原因は、排泄物の臭いです。
犬の排泄物は、腸内環境の影響を受けます。
ドライフードかウェットフードか、チキンか魚か、おやつを食べるのか食べないのか、などによって排泄物の臭いは変わります。
犬の排泄物の臭いがきつい場合は、食べ物が原因かもしれませんので、変更することも検討してみてください。
次に、猫をペットとして買っている方向けに、猫の臭いの原因を3つお伝えします。
猫の臭いの原因は犬とはまた違いますので、じっくり読んでみてください。
猫から臭いを感じる場合、口臭が原因のことがあります。
猫は、犬と同じで歯石が付きやすいです。
人間のおよそ10倍の速度(2~3日)で口内に歯石がついてしまいます。
基本的に猫は体臭があまりしない動物なので、猫自体から臭さを感じる場合は口内の臭いが原因かもしれません。
猫の臭いの原因として多いのは、このスプレー臭です。
スプレーとは、猫が尿をかけてマーキングすることです。
通常の尿と違い、フェリニンという成分が含まれています。
このフェリニンは臭いが強いため、猫がスプレー行為をしたときには臭いと感じやすいです。
猫を飼っている方、臭いの原因はトイレ臭かもしれません。
猫は1日当たりの水分摂取量が低いので、その分尿の濃度が高くなります。
ですので、1回排尿しただけでトイレから強烈な臭いがしてくることがあります。
ただでさえ猫の尿事態にも、強い臭いを発するフェリニンが含まれているので、より臭いがきつくなってしまうのです。
また、猫がトイレ後に猫砂をかけなかったり、飼い主がトイレ掃除を少しでも怠ったりするとすぐに臭いがしてきます。
これが猫の臭いの原因として最も多いのではないでしょうか。
さて、ここまでは犬猫それぞれの臭いの原因について解説してきました。
ここからは、実際の臭い対策方法について解説していきます。
臭いの原因と比べながら、どんな対策をするか読んでみてください。
様々な原因によって、犬や猫などのペットから臭さを感じるということが分かったかと思います。
その様々な臭いの対策方法を今から5つお伝えしていきます。
簡単にできることばかりなので、ペットの臭いが気になっているか方はぜひ実践してみてください。
体臭は、シャンプーで対策することをおススメします。
先ほど説明した通り、犬にはアポクリン腺と呼ばれる汗腺(人間でいう脇の下の汗腺)が全身にあるからです。
シャンプーをして汗をすっきりさせてあげるだけで、だいぶ体臭はスッキリするでしょう。
シャンプーが嫌いなペットの場合は、ブラッシングしてあげたり、濡れタオルで拭いてあげたりするのでも効果的です。
他にも、ペットに吹きかける用の消臭スプレーやボディシートも販売されています。
あなたの飼われている犬に合った商品を見つけてみてください。
ペットの口臭対策には歯磨きがもってこいです。
犬も猫も、とても歯石が溜まりやすく歯周病になりやすいので臭いやすい状態です。
逆に言うと、歯磨きをして清潔にするだけで臭いが消える可能性が高いということになります。
ガーゼなどを使って歯磨きしてあげましょう。
とはいえ、歯磨きを嫌がるペットは多いかと思いますので、そのような場合は歯磨きロープやガム、サプリメントを与えて歯をキレイに保つようにしてください。
ペットの様々なにおいは、食事の変更によって改善されやすいです。
具体的には口臭や体臭、排泄物臭、トイレ臭など。
例えばあなたも、ニンニクを食べたら口が臭くなったり、排泄物から食べた物の臭いがしてきたりという経験はしたことがあるかと思います。
ペットも人間と同じで、食事によって臭いが変化します。
体臭や口臭の対策をしても改善されないという場合は、食事を変更してみてください。
ペットの臭い対策として、空気清浄機を置くというのも一つの手です。
部屋の中にずっとペットがいるとなると、いくら臭い対策をしてもキリがありません。
そのような場合、空気清浄機によって空気を入れ替えるなど、ペットに対してではなく部屋に対して臭いの対策を行うのも有効です。
もちろん窓を開けて換気するのでも良いですが、外出の多い飼い主さんの場合は空気清浄機を買っておく方が臭い対策はしやすいでしょう。
ただ空気清浄器やエアコンは使っていると、部品に臭いが染み込んでしまうので、年に1回程度はフィルターだけでなく、内部までしっかり洗浄してください。
いくら対策しても臭いが改善されないという場合、家具にペットの臭いが染み込んでいる可能性があります。
例えば、カーペットやカーテン、ソファー、ベッドなど。
ペットの尿が飛び散っていたり、体毛についた体臭が染み込んでいたりして臭いが積み重なっています。
ですので、慢性的なペット臭に悩まされている方や部屋全体のペット臭を消したい方の場合は、一度洗える家具はすべて洗濯することをおすすめします。
洗濯ができないものの場合、ペットの臭い専用消臭スプレーを活用してみてください。
ペットの臭い対策についてまとめると、上記のようになりました。
いくら大切な家族であるペットとはいえ、嫌な臭いがすると少し残念ですよね。
普段からペットのにおいが気になるという方や、友人を家に呼ぶから不安という方など、ペットの臭いを対策したい理由は様々かと思います。
ぜひ今回紹介した方法で臭い対策を行ってみてください。
この記事が、ペットの臭い対策について知りたい方の参考になれば幸いです。