家に奥で眠ったまま、かさばっているビデオテープ。
なかにはラベルが剥がれていて、どんな映像が入っているかわからないが、思い出が入っている可能性もあるので捨てようにも捨てられないと考えている方も多いのではないでしょうか。
今回のくらぷらブログでは、そんな部屋の隅や押し入れで、積み重なったかさばるビデオテープをスッキリさせる方法をご紹介します。
ビデオテープは縦横ともに以外に大きく、本数が多くなると収納する場所を確保するだけでも一苦労です。
思い切って処分してしまえば、スッキリさせることができますが、子どもの運動会などの行事、友人や恋人との旅行、好きだったテレビ番組などなど。
思い出の詰まったビデオテープは簡単に捨てることはできません。
8mmビデオやMiniDVは比較的にコンパクトですが、VHS/S-VHSテープは大型で、8mmビデオと比べると大きさは2倍以上なため、VHS/S-VHSはとくにかさばります。
【ビデオテープの大きさ比較】
種類 | 横 | 縦 | 高さ |
VHS/S-VHS: | 188mm | 102mm | 24mm |
8mmビデオ/Hi8/Digital8 | 95mm | 82mm | 10mm |
MiniDV | 66mm | 48mm | 12mm |
VHS/S-VHSでも1本や2本であれば気にはなりませんが、数十本になるとかさばり「邪魔だな」と感じことがあるでしょう。
現在ではビデオテープを頻繁に使う機会も少ないため、邪魔にならない部屋の隅や押し入れで積まれていることも多いです。
積み重なったビデオテープをもっともスッキリさせる方法は、映像をデジタル化して保管し、ビデオテープを捨てることです。
ビデオテープを保存している理由は、「思い出の映像を残しておきたい」ためで、ビデオテープが好きで置いているわけではありません。
映像を別媒体で残すことができれば、ビデオテープを捨てることができるため、スッキリと片付けることができます。
ビデオテープは、DVDに変換してデジタル化することで、積み重なったビデオテープをスッキリと減らすことができます。
ビデオテープは年々劣化していき、状態が悪くなれば、画質が低下し、最悪の場合は見られなくなるおそれもあります。デジタル化すれば、カビや画質の劣化の心配が少なくなり、思い出の映像を残しつつ、ビデオテープを処分することができるのです。
また、ビデオテープを処分することで、再生に使用していたビデオデッキも捨てることができ、空きスペースをさらに確保できます。
ビデオテープのデジタル化は、大きく分けると2つの方法があります。自分でデジタル化する方法と、業者にデジタル化を依頼する方法です。
自分でデジタル化するには機材をそろえる必要がありますが、場合によっては業者に依頼するよりも低コストでDVDへダビングできます。
業者でデジタル化する場合は、ある程度コストは掛かりますが作業をすべて丸投げでき、労力を使うことなく、DVDへダビングすることが可能です。
自分でビデオテープをDVDへダビングする方法は3つです。
【自宅ダビング方法】
自宅でデジタル化するにはビデオデッキ以外にもレコーダーやビデオキャプチャーなどの機材と多少の知識が必要です。家に機材がそろっていれば、ダビングを試してみましょう。
③のビデオキャプチャーの使用例の動画です。
自分でダビングができない場合やビデオテープが大量にある場合は、ダビング業者の利用がおすすめです。費用は掛かりますが、DVDへデジタル化するだけでなく、簡単な編集作業やチャプターを挿入してくれるメリットがあります。
カビの生えたテープや切れているテープは、修理しない限り自宅ではダビングできませんが、業者ならダビングできます。テープのクリーニングや修理を請け負う業者もいるため、あきらめずに1度問いあわせてみましょう。
【ビデオダビングサービスのご紹介】
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ビデオテープを収納するときは、かさばらないように片付けるとともに、テープを劣化させない正しい保管をする必要があります。
ただし、DVDにダビングするほど、劇的にスッキリとさせることはできませんが、コストを掛けずにすぐ実践できます。
ビデオテープはバラバラに収納するのではなく、1つにまとめて収納するようにしましょう。1つのケースにまとめることで、スッキリして見え、ビデオテープの管理もしやすくなります。
収納ケースを選ぶときは除湿機能のついたモノがおすすめで、湿気の多い押入れでも、カビの心配が入りません。手ごろなケースがないときは、ビニール袋に防カビ剤を入れて、しっかり密閉して収納しておきましょう。
ただし、防カビ剤は効果に期限があるので、定期的に交換してください。
ビデオテープを積んで収納するよりも、棚に立てて並べて収納することで、スッキリと見せることができます。収納するときのポイントは、必ず立てて収納すること。
立てて収納することで、たるみや歪みなどのテープの変形を防ぐことができるのです。
さらに1つずつカセットケースに入れることで、ほこりから守りながら、ビデオテープに統一感を持たせ、スッキリと見せる効果が期待できます。
ビデオテープがかさばる理由は、テープの大きさと量が原因です。大きさを変えることはもちろんできませんが、量を減らすことはできます。
家で保管しているビデオテープが本当に必要な映像か見極めて厳選し、不要な映像を捨ててしまいましょう。
ビデオテープを捨てるとき基本的には、燃えるゴミに分別されますが、地方自治体によって異なる場合があるため、自治体のHPを確認してください。
ビデオテープをスッキリさせるには、断捨離が効果的です。ビデオテープのラベルを確認しながら、家族の思い出の映像なのか、テレビ番組や映画の録画で仕分けしていきましょう。
テレビで放送されたドラマや映画はDVDやBlu-rayで販売されている可能性が高く、レンタルショップで借りられるため、捨ててしまっても構いません。
ただし、あまり人気がない作品やドラマ撮影のNGシーンなどの特別番組は、映像作品として残されていない場合が多いため、慎重に判断してくださいね。
ビデオテープはかさばりますが、デジタル化や収納方法でスッキリさせることができます。
テレビ番組の録画や話題になった映画は、レンタルショップやネット配信で見ることができるため、思い切って捨てる勇気も大切です。
思い出のビデオテープがたくさんある場合は、ダビング業者の利用を検討し、家のなかをスッキリさせましょう。
思い出のビデオテープや、クローゼットの奥にしまったままになっていませんか?