今はいつでもどこでも簡単に写真を取れますが、以前はカメラを昔撮った写真やそのネガをお持ちの方も多くいらっしゃるでしょう。
片付けなどでアルバムや写真を発見してしまうと、懐かしさのあまり時間を経つのも忘れて見入ってしまうかもしれません。
ただ、片付けてしまうとまた長い間見ることができませんし、存在も忘れてしまうでしょう。
そのような方の字方には、写真やネガフィルムのデジタル化をおすすめします。
写真やネガフィルムのデジタル化の中でも、最も簡単なフィルムスキャンアプリを使ったデジタル化の方法を解説します。
最近は非常に便利な世の中になって、スマートフォンがあれば簡単にその写真やネガをデータとして残せてしまうのです。
写真とフィルムはもちろん別物ですので、アプリも当然写真用のスキャナーとフィルム用のスキャナーがあります。
写真用のスキャンアプリとして最も有名で手軽に試せるアプリは「Googleフォトスキャン」でしょう。
単純にプリントされた写真をカメラで撮るのではなく、光の反射や写真の端などを自動的に補正し、スキャンニングしデジタル化して画像を保存できます。
その他にも写真専用スキャンアプリの「Photomyne」や、写真以外に書類用のスキャンアプリの「iScanner」や「Microsoft Lens」などもあります。
基本料金が無料で高性能なアプリも多数あるので、使いやすいアプリを探してみてください。
※Photomyneは写真用スキャナーとは別に同名でネガフィルム用スキャナーもあり、別々のアプリとなりますのでご注意ください。
ネガフィルム用のフィルムスキャンアプリは、写真用のスキャンアプリと比べると少ないのですが、下記の4つのアプリが代表的と言えます
日本語のアプリです。ネガフィルムのスキャナーアプリ以外に、Photomyneのアプリは写真のスキャナーや、白黒写真の色付けなどのアプリも提供しています。
操作方法も簡単ですが、操作手順がわかりやすくスライドで表示されるので、初めての方でも簡単にネガフィルムをスキャンできるでしょう
世界最大の写真用フィルムや印刷用紙などの写真用品メーカーであるコダックのアプリです。
折りたたみできるライトボックスも販売されていますので、セットで使用するとより使い勝手がよくなるでしょう。
KODAK Mobile Film Scannerは全て英語表記です。
NEGATIVE PROは有料のアプリで英語表記となりますので、ご注意が必要です。
KODAK Mobile Film Scannerと同様に専用の
ただしこちらのURL「https://www.negativelabpro.com/」からは無料のトライアルができますので気になる方はお試しください。
基本的にはアプリを起動させて、ネガフィルムを撮影する方法で大きな違いはあまりありません。
なお、「KODAK Mobile Film Scanner」と同様にアプリとセットで使用するスキャナーを販売していた「LomoScanner 2」はインストールできません。(※2021年3月時点)
※Photomyneは写真用スキャナーとネガフィルム用スキャナーの2種類あり、別々のアプリとなりますのでご注意ください。
ネガフィルム用スキャナー「Photomyne FilmBox」を使って使い方を説明していきます。
このアプリは非常に親切で、使い方が非常にわかりやすいのが特徴の一つと言えるでしょう。
アプリを起動してください。
有料版の広告が出ます。
初回という事もあり、今回は無料版で試しました。
アプリ内に有料版の詳細も載っていますので、使用して気になったら確認してください。
有料版の広告を閉じると、使用方法の説明が表示されますので、こちらで使用方法をよく確認してください。
※「+スキャンを開始する」を押さない場合、アプリ上に上記のように使用方法が表示されます。
2回目以降は画面下部の「+スキャンを開始」をタップします。
パソコンを真っ白な画面にして、その前に取り込みたいネガフィルムをかざしてください。
真っ白にしても反応がないようでしたらパソコンで「https://photomyne.com/backlight」をご利用ください。
撮影したいコマが画面の枠に収まるようにして、撮影ボタンを3秒間押すと撮影完了です。
撮影した画像を確認して保存してください。
コストは、圧倒的にフィルムスキャンアプリの方がかかりません。
無料のアプリを使用すれば、ほぼ0円でデジタル化できます。
有料のアプリを使用しても、数百~数千円ですので、出来る限りコストを抑えてデジタル化したいという方は、フィルムスキャンアプリがいいでしょう。
アプリの種類も少ないとはいえ数種類はありますので、ご自身に合った使いやすいアプリを選んでください。
時間に関しては、デジタル化する数によって変わります。
1コマや1ピースなど少ない数であれば、数分で終わるのでフィルムスキャンアプリを使用する方が早くデジタル化できるでしょう。
フィルム1本分(27-36枚)ぐらいであれば、フィルムスキャンアプリを始めて使う方でも1時間もあれば終わります。
ただ、押し入れや物置などにしまってある大量のフィルムをデジタル化する場合は、途方もない時間がかかってしまうので、フィルムデジタル化サービスに依頼した方がいいでしょう。
サービス提供会社や本数によって、納期が変わってしまいますが、決まった納期にデジタル化した画像が届きますので、デジタル化したい数によって決めてください。
スマートフォンのカメラの性能は年々向上し、下手すると素人が撮る1眼レフカメラよりもキレイな画像を取ることができます。
しかし、現像されたネガはご存じのように、茶色いフィルムに反転した映像が濃淡でで写っているので、ネガから画像を読み取りカラーの画像にするには、カメラの性能以外の要素も必要です。
ネガフィルムをスキャンしカラーにも変換できますので、どのような写真だったか思い出すのに役立つでしょう。
しかし、業務用の専用スキャナーを使用するフィルムデジタル化サービスは、専門のスキャナーでありデータを使ってL版プリントすることもできるため、画質面は圧倒的に高画質になります。
フィルムのデジタル化で高画質をご希望される場合や一時的な確認以外の目的の場合は、ご自身でスマホアプリでスキャンせず依頼した方がいいでしょう。
フィルムデジタル化サービスは、フィルムの多く種類があるため、現像やデジタル化の料金が今一つわかりづらいという方もいらっしゃると思います。
そこでくらぷらでは料金をできる限りわかりやすくしました。
しかも35㎜フル/ハーフ、ブローニー(120)、APS、ポケット(110)、使い捨てカメラ(写ルンですなど)どれでも同一価格となっています。
迷ったら、くらぷらにご相談ください。
お見積りもくらぷらのフィルムデジタル化のページで、数を入力するだけでその場でわかりますので、気になる方は確認してください。
くらぷらのフィルムデジタル化サービスの詳細はこちらからご確認いただけます。
最後にまとめです
フィルムスキャンアプリは、写真スキャンアプリと混同しないように気を付けてください。
フィルムスキャンアプリでおすすめは下記の3アプリです。
使用方法は、どれも難しくなく基本的にはアプリを起動させて、ネガフィルムをパソコンのライトを使用して撮影する方法ですので、慣れれば簡単にデジタル化できます。
またフィルムスキャンアプリとフィルムデジタル化サービスと差は
となりますので、ご参考にしてください。
フィルムスキャンアプリを使ってネガフィルムをデジタル化してみましたが、思った以上に手軽にできました。
スマートフォンとパソコンがあれば、すぐにネガフィルムをデジタル化して、お好きな画像をスマートフォンに保存できます。
ネガフィルムのデジタル化のイメージがわかない方は、アプリで試してから考えるのもいいでしょう。