カビ汚れは一度生えてしまうとなかなか取れずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
カビが生えてしまった状態で掃除せずに放置していると、さらにカビが増殖してしまい取るのが難しくなってしまうので、出来る限り早めにお掃除してキレイにする必要があります。
そのカビ汚れをキレイにするためのアイテムとして最近CMで見かけることもある「カビトルデス」がという洗剤はご存じでしょうか。
今回は「カビトルデス」についてご紹介しますので、気になる方は参考にしてみてください。
画像引用:UYEKI カビトルデスPro
カビ取り剤と言えば、カビキラーやカビハイターを代表するような泡が出るスプレータイプで塩素系をイメージする方が多くいると思いますが、「カビトルデスPro」はまったく異なるタイプのカビ取り剤です。
「カビトルデスPro」はジェルタイプで、カビが生えてしまった部分に塗りつけるように使用し、カビに浸透させて除去するカビ取り剤です。
またカビの除去だけでなく、その効果の持続時間が長く、1ヶ月程度防カビ効果が持続するので、カビ取りだけでなくカビ予防もできる魅力的な商品です。
「カビトルデスPro」はジェルタイプですが、カビトルデスシリーズはエアコン用と洗濯槽用の合計3種類販売されています。
ジェル状のカビトルデスは、浴室のカビを除去するのに特化した商品です。
浴室は高温多湿になりやすく、皮脂汚れが栄養分になるので、梅雨や秋雨の時期だけでなく、1年中常にカビが繁殖しやすい状況ですが、「カビトルデスPro」を使用することで、浴室に発生した頑固なカビを除去し、カビの発生を防止することもできます。
泡が出るスプレータイプとは異なり、ジェルタイプなので、頑固なカビに長時間密着し除去します。
またピンポイントでも使用できるので、液だれしてしまうスプレー式が苦手な壁や天井に発生したカビに対しても有効です。
ジェルタイプで液だれせず、長時間その場にとどまることが使いやすいのがポイントですので、カビが除去しづらいパッキンや目地での使用をおススメします。
使い方としては、カビが発生した部分を浴室用洗剤などで洗浄し取り、可能な限り汚れを取り除きます。
その後で、カビに「カビトルデスPro」を塗布します。
水分が残っていると成分薄まってしまい「カビトルデスPro」の効果が十分に得られないため、必ず乾燥した状態にして使用してください。カビに「カビトルデスPro」を塗布したら、1、2時間程度放置します。
「カビトルデスPro」は粘度が強く、液だれしづらいため、湿布などをせずそのまま放置して大丈夫です。
1、2時間放置したら、水でよく洗い流します。「カビトルデスPro」を布などできれいに拭き取っても良いでしょう。
赤く目立つので拭き残しなどはないと思いますが、取り除きがないよう注意してください。
通常であれば、上記の方法でカビを取り除くことができますが、頑固なカビ汚れはなかなか取れないケースがあります。
その際は同じ作業を繰り返すことで解決できる場合があります。
「カビトルデスPro」を塗布して放置した後、ブラシなどで軽くこすってカビに十分に浸透させるとより効果的です。
ゴシゴシとブラシを使うと周りに飛び散って、効果がでないので浸透させるよう優しくこすってください。
「カビトルデスPro」は独特な臭いが少なく、放置時間が長くその場に長時間いることが無いので、繰り返しの作業でも気持ち悪くなる方は少ないと思いますが、気持ち悪くなった場合は、無理をせず離れた場所で休んでください。
画像引用:UYEKI エアコンカビトルデス
「エアコンカビトルデス」は、エタノールが主成分でスプレータイプのカビ取り剤です。
「エアコンカビトルデス」を使用する際には、エアコンの電源を切り、コンセントを抜いておく必要があります。作業する際に、エアコンの電源が入る状態ですとエアコンの故障や感電の原因になり危険ですので、必ずコンセントは抜いてからお掃除してください。
手順は、エアコンのカバーを開けると中にフィルターがあるので、まずはフィルターを外します。
カビが発生している部分に、「エアコンカビトルデス」をスプレーし、10分程度放置してください。
エアコンの吹き出し口を手で開けて、「エアコンカビトルデス」をスプレーし、10分程度放置してください。
その後、タオルなどで拭き取るだけで完了です。
「エアコンカビトルデス」は空気洗浄機や乾燥機などでも使える場合がありますが、取扱説明書で確認して使用するようにしましょう。
「エアコンカビトルデス」の詳細はこちらのブログでご紹介しています。
画像引用:UYEKI 洗たく槽カビトルデス
「洗たく槽カビトルデス」は液体状です。目盛の記載があるので、目盛を参考に使用すると良いでしょう。
定期的なお手入れで使用する場合は、1目盛り分で十分ですが、初めての使用する場合や長期間洗濯機を掃除していない場合は5目盛り程度と多めに使用することできれいにすることができます。
使い方は縦型洗濯機・2槽式洗濯機、ドラム式洗濯機と洗濯機の種類によって違います。
縦型洗濯機や2槽式洗濯機で「洗たく槽カビトルデス」を使う場合、まず洗濯機に電源を入れます。
「洗たく槽カビトルデス」を1、2目盛り分程度入れます。
その後、洗濯機いっぱいにぬるま湯(30℃程度)を入れてください。
その後洗濯機の電源を切り、1~3時間放置します。
1~3時間程度経過したら、洗濯機の標準コースで運転してください。
脱水まで終了したら完了です。槽洗浄コースがある場合は、それを利用しても良いでしょう。
洗濯機の電源を入れ、「洗たく槽カビトルデス」を1、2目盛り程度入れます。
洗濯機の設定は、時間を最長、水位は最高にします。
洗濯機を作動させ、洗いコースが終わる前に一旦電源を切ります。
そのまま数時間放置します。1~3時間程度が目安です。
その後、標準コースを作動させ、脱水まで完了したら終了です。
槽洗浄コースがある場合は、利用してください。
カビトルデスを使用する際は注意点があります。効果を十分に得るためにも、安全に使用するためにも、注意点を把握しておくことが大切です。
カビトルデスを使用する際は、他の洗剤と混ぜずに単独で使用することが大切です。他の洗剤と混ぜて使用すると、有毒なガスが発生するリスクがあります。
特に「カビトルデスPro」は塩素系ですので、酸性洗剤と絶対に同時に使用しないでください。
カビトルデスは素手で触れると、手が荒れるリスクがあります。そのため、手袋を使用して作業を行うのがおすすめです。
また、カビトルデスの成分を吸い込むと体調不良になるケースがあるので、マスクを着用すると安心です。
「カビトルデスPro」は、塩素をを使用しています。塩素が衣服に付着すると脱色する可能性がありますので、汚れても良い服装で作業するのがおすすめです。
放置時間が長すぎると、カビトルデスが取れにくくなる可能性があります。放置時間の目安は守ることが大切です。長時間放置したい場合は、長く放置するより、一度洗い流して再度塗布してください。
また、使用場所によっては素材が劣化するケースがあるので、目立たない場所で試してから使用するのがおすすめです。
長期間放置した頑固なカビ汚れはセルフではなかなか落とせないケースがあります。力任せにこすりすぎると、素材を傷つけるリスクがあります。
カビトルデスなどを使用してもカビを除去できない場合は、専門の業者にハウスクリーニングを依頼するのがおすすめです。
普段は手が回らない部分まできれいにすることができますし、素材を傷つける心配がないので安心です。