味のある写真が撮れる!という点が評価され、フィルムを使ったクラシックカメラを使って写真を楽しむ人が増えています。
デジカメとは違い、写真が出来上がるまで、どのような写真が撮れたかわからないことが魅力の一つのようです。
ただ、クラシックカメラで撮影した後は、ネガフィルムを現像しなければいけません。
ネガフィルムの現像を初めてする人や、久しぶりに現像する人には、どこで現像すればよいのか、分からない人もいるでしょう。
この記事では、ネガフィルムの現像サービスについて、実店舗、オンライン、それぞれでのサービスを比較し、おすすめサービスの特徴とポイントなどを紹介します。
フィルムカメラを使う人の中には、デジタルカメラでは味わえない不確実さに魅力を感じてる人が多いようです。
いざネガフィルムを現像してみると、撮影時に思っていたモノと違う写真ができることも多いのが現実です。
でも、この絶妙な成功と失敗バランス、現像した後でなければ、写真を確認できない不自由さこそが、デジカメ全盛期の今、ウケる理由なのではないでしょうか。
ネガフィルムは光に弱いので、取り扱いに注意しなければいけません。
光にあててしまうと感光してしまいます。
一度、感光してしまうと撮影には使えなくってしまうのです。
もし撮影済みのネガフィルムが感光すると、せっかく撮った写真が真っ白になって、台無しになってしまいます。
光以外にも、熱、湿度に弱いので、十分注意しましょう。
光、熱、湿度からネガフィルムを守るためには、一度開封したネガフィルムは、長期間カメラに入れっぱなしにすることなく、すみやかに撮り使い切って、現像に出すことをおすすめします。
なお、ネガフィルムには有効期限内があり、有効期限が切れると写真の質が落ちることがあります。有効期限内に必ず使い切ることが大切です。
ネガフィルムを現像するには、現像を取り扱っている店舗に注文しなければいけません。
店舗によって差はありますが、一般的なカメラで使われる35mmネガフィルム(24枚撮り)の現像代の相場は600円~1000円です。
現像にかかる時間も、店舗によって差があります。
即対応可能で1時間もかからずに現像できる店舗もあれば、取り次ぎのみで現像したネガフィルムやデータを受け取るまで1週間程度かかる店舗もあります。
ここでは、実店舗での現像デジタル化サービスのおすすめ3店舗を紹介します。
ビックカメラは、東京や大阪など1都道府県に16店舗の直営店を展開している大型の家電量販店です。
駅前の便利な場所に多く出店しているので持込のも便利でしょう。
35mmネガフィルム(24枚撮り)の現像代は、660円です。
現像と同時に、写真データをスマホに転送するデジタル化サービスがあり、人気があります。
店舗によって、仕上がり時間に差があり、60分~120分の店舗が多く、なかには数日係る店舗もありますので、詳細は店舗にお問い合わせください。
全国47都道府県に店舗を展開しているカメラのキタムラです。
店舗での現像は、最短60分で完了し、35mmネガフィルム(24枚撮り)の現像代は、792円です。
こちらも現像だけでなく、同時プリント、写真データCDの作成、スマホへの転送など、さまざまなデジタル化サービスが用意されていますが、店舗によって取りあつかっているサービスが異なります。
ネガフィルムを持ち込んでその場で対応してもらえない店舗もありますので、店舗に持ち込む前によく調べてから行ってください。
パレットプラザは、ショッピングモールなどを中心に、全国各地に店舗展開をしています。
参考価格ですが、35mmネガフィルム(24枚撮り)の現像代は、715円です。
プラス550円すると、ネガフィルムをデジタル化してスマホに転送するサービスが利用できます。
スマホ転送サービスでは、QRコードを読み込むと、写真データにアクセスでき、SNSなどですぐに利用することができます。
身近な場所に、現像を注文できる実店舗がない場合やお急ぎではない場合、持ち込むのが面倒という場合は、ネットで現像を注文することもできます。
実店舗に来店する時間が作れない人などにとっても、オンライン現像デジタル化サービスは強い味方です。
ネットで申し込みをして、ネガフィルムを郵送するだけで、手軽に現像した写真とネガが手元に届きます。
しかし、現像に関連するプランや条件を、しっかり確認しなければ、満足できない結果を招いてしまうかもしれません。
ここでは、オンライン現像デジタル化サービスを選ぶときの、ポイントと注意点について紹介します。
ほとんどのオンライン現像サービスでは、写真をデジタル化するサービスがセットになっています。
ごくまれに、現像だけのプランもあるので、値段だけではなく、詳細のサービス内容も確認することが大切です。
また、デジタル化された写真データの納品方法も事前にチェックしましょう。
メールで送られてくるのか?DVDやBlu-rayが送られてくるのか?サーバーに保存されるのをダウンロードするのか?ニーズに合ったプランを選びましょう。
なお、現像と同時にプリントするサービスや、フォトブックにまとめるサービス、マグカップなどのグッズに写真を転写するサービスなど、さまざまなサービスがあります。
オンライン現像デジタル化サービスでは、現像代を安く抑えるために、ネガフィルムを返送する手間を省く業者も見受けられます。
フィルムで写真を撮っても、写真をデジタル化すれば、その後はネガフィルムは不要だと言う人もいるかもしれません。
ネガフィルムは、紙の写真をプリントをする場合はもちろん、デジタル化したデータを失った場合の復元にも必要です。
また、万が一、デジタル化された写真の画質などに納得できない場合は、再調整してデジタル化することができます。
フィルムで撮った写真にとって、ネガフィルムは大切な原本です。フィルムの返却有無は、必ず確認することを強くおすすめします。
オンライン現像サービスでは、ネガフィルムを送付してから、現像が完了するまで数日程度時間がかかります。
ホームページで、フィルム到着後、納期までのおおよその期間が示されているサービスがある反面、明確に示されていないサービスがあるのが実情です。
時間に余裕がある場合は問題ないですが、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
なお、営業日と書かれている場合は、土日祝や年末年始などが休日となっているも場合がありますのでご注意ください
ネット専門の現像所で、現像代の安さに定評があります。
35mmフィルムの現像だけなら、1本330円です。
ネガフィルムをデジタル化した写真データが入ったDVD付きでこの値段です。同時プリントでも、550円からプランがあります。
できるだけ安くプリントしたい場合はおすすめです!
代金の支払いは、クレジットカード払いだけではなく、コンビニ支払い、銀行振込、代引きなども利用可能です。
大阪に実店舗を複数持つ老舗のカメラ店です。ネットでの現像受付もしています。
プランが充実していて、現像方法を、オリジナル補正、無補正、お好み仕上げの3つから選ぶことができます。
また、フィルムの現像だけではなく、同時にプリントと、デジタル化したCDにも対応してくれます。
現像代金は35mmフィルムで1本660円です。
フィルムが到着した後、遅くとも翌日には作業を完了して、ネガフィルムと、申し込んだプリントやCDが発送されるというスピード感が人気です。
大阪に本店がある老舗のオンラインショップです。
35mmカラーフィルムの現像の場合、フィルムの返却なしの場合は、1本510円で利用できます。
現像後は、セキュリティ設定がかかったファイル転送で、デジタル化した写真を受け取ることができます。
その他、同時プリントや、CD-R書き込みなどのプランも用意されています。
カメラ用のフィルムは多く種類があるため、現像やデジタル化の料金がわかりづらいという方もいらっしゃると思います。
そこでくらぷらでは料金をできる限りわかりやすくしました。
しかも35㎜フル/ハーフ、ブローニー(120)、APS、ポケット(110)、使い捨てカメラ(写ルンですなど)どれでも同一価格となっています。
迷ったら、くらぷらにご相談ください。
くらぷらのフィルムデジタル化サービスの詳細はこちらからご確認ください。
フィルムカメラで写真を撮るのは楽しいです。ネガフィルムを現像して、写真が出来上がって来るまでのドキドキする感覚は、格別です。
ネガフィルムの現像サービスは
実店舗へ直接持ち込むか
宅配便を利用してオンラインサービス
の2つのサービスから選ぶことができます。
また、ネガフィルムの現像はデジタル化も合わせて依頼することをおすすめしますが、店舗によってはデジタル化に非対応やオプションとなる場合もあるので注意が必要です。
ネガフィルムの現像を、少しでも満足いくものにするためには、現像サービスを賢く選びましょう。
この記事を参考にしていただき、ぜひ楽しいフィルムカメラライフをお送りください!