この状態じゃ再生できない?切れたビデオテープを自分で修復する方法 | くらぷらブログ   
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2020.07.01
ビデオダビングサービス
再生できない!自分で切れたテープを修復する方法

再生できない!自分で切れたテープを修復する方法

 

ビデオデッキが少なくなったり、ビデオが大量でかさ張っていると、ビデオテープからDVDへダビングする人がいらっしゃると思います。

その際にビデオテープがカビが生えていたり、切れていたりと破損しているというケースもあります。

ビデオテープからDVDへダビングする場合は、たった1回再生できれば可能です。

ビデオテープを修復することで、昔取った大切なデータをDVDへダビングすることが可能かもしれません。

今回のくらぷらブログではビデオテープの修復方法についてご紹介しますので、ビデオテープが破損して悩んでいる方は参考にしてみてください。


■目次

  1. 1.ビデオテープの修復方法
  2.  1-1.必要なものを準備する
  3.  1-2.ビデオテープを分解する
  4.  1-3.破損部分を確認する
  5.  1-4.切断面を接着する
  6.  1-5.ビデオテープの修復が完了したらカセットケースに戻す
  7. 2.ビデオテープを修復する際の注意点
  8.  2-1.ビデオテープの接着作業は慎重に
  9.  2-2.自力での修復が困難な場合は専門店への依頼がおすすめ
  10. 3.ビデオテープの修復は早めにするのがおすすめ
  11.  3-1.ビデオテープは経年劣化する可能性あり
  12.  3-2.破損がひどくなるリスクあり
  13.  3-3.カビが発生するリスクあり
  14. 4.ビデオテープを修復してDVDへダビングしよう

 

1.ビデオテープの修復方法

ビデオテープが切れている場合に、破損していると気づくことは可能ですが、切れていても修復可能なケースがあります。

破損したビデオテープをつなぎ合わせるという単純な修復方法で、あくまで応急処置となり完全に直っている状態とは言えません。

ただビデオをDVDなどにダビングする場合は、1回の再生で十分ですので、DVDダビング前の応急処置としては効果的です。

修復したビデオテープを何度も再生すると、ビデオテープが切れたり、切れたテープが内部で絡まったりと、ビデオデッキが壊れる可能性があるので注意が必要です。

1-1.準備するもの

  • ・ドライバー(プラスとマイナス)
  • ・はさみ
  • ・ビデオテープ修復テープ

必須ではないですが、同じ型のビデオテープとカッターナイフがあると便利です。

同じ型のビデオテープは、修復時にビデオテープの構造が分からなくなった際確認することができます。

 

1-2.ビデオテープを分解手順

ビデオテープを修復する際は、テープを分解するという作業が必要になります。

ビデオテープの側面には内容を記載したシールが貼ってあるケースが多いため、きれいに剥がします。

カッターナイフなどを使用すると、きれいに剥がすことができます。

ビデオテープのラベルが書かれている方を下にします。

5箇所ねじがついているので、1つずつドライバーで外します。

ビデオテープを裏返してゆっくりカバーをまっすぐ持ち上げ、分解終了です

 

1-3.破損部分を確認する

ビデオテープの破損として、ビデオテープの歪みやねじれ、切断、カビに発生があります。

歪み、ねじれがある場合、元に戻し復元することは難しく、そのままの状態にしているとビデオデッキに傷がついてしまう場合があるので、その部分を切り捨てる形になります。

部分的に切り捨てると、映像が見られない部分が出てきます。

キレイに切断し、切断面を貼り合わせます。

また切れている部分を発見した場合は、そのまま張り合わせるのではなく、キレイに切断してから貼り合わせてください。

 

1-4.切断面を接着する

切断面を重ね合わせたら、接着テープがはみ出ないように接着します。

【※注意!】ビデオテープを接着するテープは、ビデオ用の修復テープなど専用の接着テープを使用するのがおすすめです。セロテープは再生した際に熱が生じて溶けたり、セロテープの厚みで再生がうまくいかず、最悪ビデオデッキが破損したりする可能性があります。

また、接着する際は、テープを内側に貼る必要があります。外側に貼ると、ビデオテープを再生した際に、ビデオデッキに触れるため、不具合が生じる原因になります。

 

1-5.ビデオテープの修復が完了したらカセットケースに戻す

テープの歪みやたるみがないようにカセットケースにテープを戻します。

カセットケースには細かい部品がついていますが、なくさないようにすることが大切です。

テープをカセットケースに戻す際、構造が分からないという方が多いですが、同じ型のビデオテープがあると参考になります。

または面倒でも、1個外したら写真を撮っておくことろ参考になります。

テープをきれいにカセットケースに戻したら、ねじを締めて修復完了です。


 

2.ビデオテープを修復する際の注意点

ビデオテープが破損し、大切なデータをダビングできなくなり悩む方は多いいらっしゃいますが、ビデオテープを修復することで、DVDへのダビングが可能となります。

正常にダビングするための、修復時の注意点をご紹介します。

2-1.ビデオテープの接着作業は慎重に

上記で修復手順を記載しましたが、ビデオテープを修復する際の最大のポイントは、テープの切断面をきれいに接着することです。

接着するテープの間にすきまがあったり、重なりあっていたりする場合、正常に再生することができません。

テープを間違えて貼り合わせてしまうと、きれいに剥がすことができず、より破損部分が広がってしまいます。

修復作業にはある程度器用さが必要です。

 

2-2.自力での修復が困難な場合は専門店への依頼がおすすめ

ビデオテープのダビングは専門店への依頼ができ、その際に、ビデオテープが破損している場合、修理を頼むことも可能です。

ビデオテープの修復に失敗すると、破損がよりひどくなったり、再生時にビデオデッキが壊れたりする原因になります。

大切なデータとビデオデッキを守るために、自信がない場合はプロへの修復依頼がおすすめです。


 

3.ビデオテープの修復は早めにする

ビデオテープをDVDにダビングしたいけれど、破損しているので、後回しになるという方もいらっしゃるのではないでしょうか

使用頻度が少ないく面倒に感じて、ついつい後回しにしがちですが、ビデオテープの修復は早めにするのがおススメです。

ビデオテープを修復せずに放置していると、劣化したり、カビが生えたりして、修復が困難になるケースがあります。

ビデオテープの修復を早めにした方が良い理由についてご紹介します。

 

3-1.ビデオテープは経年劣化する可能性あり

どんなものでも劣化していきますので、当然ビデオテープも経年劣化してしまいます。

きれいな状態で修復すれば、DVDへのダビングが可能ですが、劣化してしまっていると画質が悪くなったり再生できなくなったりします。

 

3-2.破損がひどくなるリスクあり

ビデオテープは長期間放置していると、歪みやたるみがひどくなったり、寒暖差でカセットが変形したりする可能性があります。

小さな破損であれば修復して再生することが可能ですが、カバー部分の破損がひどくなると、修復不可能になります。

ビデオテープの破損がひどい状態で再生すると、再生中にビデオテープが飛び出して切れたり、ビデオデッキが壊れたりする可能性があるので非常に危険です。

 

3-3.カビが発生するリスクあり

ビデオテープの保管状態が悪いと、カビが発生するリスクがあります。元々密閉状態のビデオテープの内部はカビが繁殖する環境に適しています。

カビが生えた場合、ビデオテープを修復する前にきれいにカビを取り除かなくてはなりません。

テープに白い点々が見えたらカビだと思ってください。

ビデオテープの破損があると、放置しがちですが、早めに修復してダビングし、データを保護することが大切です。万一カビが生えた場合は、専門店への除去依頼が必要となります。カビが生えた状態で再生すると、ビデオデッキが故障するので注意が必要です。

 

カビ取り方法をもっと詳しく知りたい方は、以下のブログをご参照ください。

【分解手順】切れたりカビたビデオテープ(VHS)を自分で修理する

 

 


 

4.ビデオテープを修復してDVDへダビングしよう

ビデオテープの破損がひどくなければ、自力で修復することも可能です。使用する機会も少なく修復方法が分からず放置されがちですが、破損がひどくならないよう、早めに修復することが大切です。

ビデオテープを修復するのは、DVDダビング前の応急処置となるので、そのまま使い続けることはできません。ビデオデッキの故障の原因や再生自体できなくなる場合があります。

ビデオテープの破損に気づいたら、修復作業を早急に行い、DVDへダビングするのがおすすめです。

 

【自分でテープ修復できそうにない方には・・・ビデオダビングサービスのご紹介】

いろいろなダビングサービスの会社がございます。いろいろなサービスを比較したい方は以下記事から。

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弊社くらぷらのビデオダビングサービスをもっと知りたい方は、以下記事から。

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思い出のビデオテープや、クローゼットの奥にしまったままになっていませんか?

結婚式、お子様の誕生、日々の成長など、ビデオで記録した覚えありませんか。
残念ながら、ビデオテープには寿命があり、何もしないままですと、せっかく取った思い出が見られなくなってしまいます。
結婚式などの記念日やお子様の行事、何気ない日常が詰まったビデオは劣化の少ないDVDにダビングして保管しましょう。


 

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