カーペットのカビ取り方法4つとカビ予防法3つ

カーペットのカビ取り方法4つとカビ予防法3つ

 「カーペットにカビが生えてしまった!どうしよう…」

「カーペットのカビをとる方法ってあるの?」

「カーペットのカビ取り方法を知りたい!」 

この記事を読んでいるあなたは、上記のように思われているかもしれません。

カーペットにカビが生えていたら家の中でも安心してくつろげませんよね。

落とせる方法があるならすぐに知りたいところかと思います。

そこで今回は、カーペットのカビの取り方と、カビが生えるのを防止する方法を紹介していきたいと思います。

この記事を読めば、カーペットのカビ取り方法とカビを防止する方法が分かるでしょう。


■目次

1.カーペットのカビはなぜ生える?
1-1.カーペットにカビが生える理由①:湿度が高いから
1-2.カーペットにカビが生える理由②:汚れが溜まるから
1-3.カーペットにカビが生える理由③:気温が適温だから
2.カーペットのカビ取り方法4選!しつこいカビでもOK【簡単5分・100均でもOK】
2-1.カーペットのカビ取り方法①:エタノール
2-2.カーペットのカビ取り方法②:重曹
2-3.カーペットのカビ取り方法③:カビ取り剤
2-4.カーペットのカビ取り方法④:酸素系漂白剤
3.カーペットのカビ予防法3つ。これでカビ防止!
3-1.カーペットのカビ予防法①:こまめに部屋を換気する
3-2.カーペットのカビ予防法②:酢酸水スプレーをスプレーする
3-3.カーペットのカビ予防法③:定期的に掃除をする
まとめ


1.カーペットのカビはなぜ生える?

そもそも、カーペットのカビはなぜ生えるのでしょうか?

理由は3つあります。

・湿度が高いから

・汚れが溜まるから

・温度が適温だから

それぞれについて細かく見ていきましょう。


1-1.カーペットにカビが生える理由①:湿度が高いから

カーペットにカビが生える理由として、湿度が高いことが挙げられます。

カビは湿度が高いと繁殖しやすいです。多湿とは大体湿度60%以上の状態のこと。

一般的に、カーペットと床の間には空気が通りづらいと言われており、湿度が上がりやすい状態になっています。

ですので、カーペットと床の間を定期的に換気していない場合は高い湿度が保たれてカビが生えやすくなります。


1-2.カーペットにカビが生える理由②:汚れが溜まるから

汚れが溜まると、カーペットにカビは生えやすくなります。

カビは、汚れを栄養源として繁殖していくからです。

例えば食べカスやホコリなど、日常生活で発生しやすい汚れはまさにカビの栄養分です。

こういった汚れを掃除せずに放置していると、カビは発生・繁殖します。


1-3.カーペットにカビが生える理由③:気温が適温だから

気温が適温だとカビは生えやすいです。

適温とは20度~30度くらいのこと。

多くの人は、家の中で過ごすときにエアコンを20度~30度に設定しますよね。

つまりカビにとってエアコンの付いた家の中は繁殖するのに最適な場所ということになります。

それではカーペットのカビ取りをするにはどうしたらいいのでしょうか?

次で解説していきましょう。


ハウスクリーニング

2.カーペットのカビ取り方法4選!しつこいカビでもOK【簡単5分・100均でもOK

カーペットのカビ取り方法は大きく分けて4つあります。

  • エタノール
  • 重曹
  • カビ取り剤
  • 酸素系漂白剤

それぞれ見ていきましょう。


2-1.カーペットのカビ取り方法①:エタノール

エタノールを使うことでカーペットのカビを落とすことができます。

エタノールとは、アルコールの一種で消毒作用を持つものです。

幅広くいろいろな汚れを除去する作用が強いことで知られています。

さて、このエタノールを使用してカーペットのカビを取る手順は以下の通り。

  • カーペット全体に掃除機をかけます。
  • エタノールをカビの生えている部分に吹きかけます。
  • 15分放置します。
  • 乾いたぞうきんやタオルでカビの生えている部分を乾拭きします。
  • カーペットが乾けば終了です。

掃除機をかけるときは、カビが飛び散らないようにするため、掃除機の排気がカーペットにかからないように気をつけてくださいね。


2-2.カーペットのカビ取り方法②:重曹

重曹を使うことでカーペットのカビを落とすことができます。

重曹とは、正式には炭酸水素ナトリウムのことを指します。

特長として発泡性があることが挙げられます。この性質によってカビを浮かせることができます。また、水に溶けづらい性質もあるので、重曹をカビにつけてこすると、重曹はクレンザーの役割を果たします。

重曹を使ってカーペットのカビを取る手順は下記の通り。

  • 霧吹きボトルに40度のお湯を入れます。
  • 重曹小さじ1/2:お湯200mlの割合で合わせます。
  • カーペットのカビ部分位霧吹きを吹きかけます。
  • 乾いた雑巾やタオルを固く絞り、カーペットの毛の流れを逆立てるように拭きます。
  • 素早く乾燥させます。(窓を開ける・エアコンで除湿するなど)

重曹は化学洗剤と比べて安全性が高いため、手荒れなどの危険性が気になる方にはオススメの方法です。


2-3.カーペットのカビ取り方法③:カビ取り剤

カビキラーなどのカビ取り剤を使うことでカーペットのカビを取ることができます。※ただカーペットの材質によっては色落ち、変色する可能性が高いので使用する場合は十分注意してから使用するようにしてください。

カビ取り剤とは塩素系漂白剤のことです。

カビ取り剤の使い方は以下の通り。

  • カーペットのカビ汚れから15㎝話して直接スプレーします。
  • 5~10分放置します。
  • 乾いたタオルや雑巾で乾拭きします。

カビ取り剤はほかの洗剤と一緒に使うと塩素ガスが発生する危険があります。

一緒に使わないようにしてください。

また、カビ取り剤の効力は強いため、マスクやゴム手袋をつけてカビ取りを行うようにしましょう。


2-4.カーペットのカビ取り方法④:酸素系漂白剤

カーペットのカビ取り方法として、ワイドハイターなどの酸素系漂白剤を使うということが挙げられます。

酸素系漂白剤の使い方は以下の通り。

  • 1.40度のお湯500mlに、25mlの漂白剤を溶かし、漂白液を作ります。
  • カビが生えている部分に漂白液をかけます。
  • 雑巾やタオルで水拭きします。
  • 雑巾やタオルで乾拭きをします。
  • 乾いたら完了です。

手で直接触れると手荒れしてしまうので、ゴム手袋等を使用してカビ取りを行ってください。


3.カーペットのカビ予防法3つ。これでカビ防止!

いくらカーペットのカビを取っても、またすぐにカビが生えてしまったら残念ですよね。

そこで、カーペットにカビが生えづらくなる、カーペットのカビ予防法を解説していきます。

カーペットのカビ予防法は主に3つあります。

  • 定期的に部屋を換気する
  • 酢酸スプレーをスプレーする
  • こまめに掃除をする

それぞれについて詳しく解説していきます。


3-1.カーペットのカビ予防法①:こまめに部屋を換気する

カーペットのカビを予防するために、定期的に部屋の換気を行うようにしましょう。

なぜならカビは多湿な場所を好むからです。

具体的には窓を開けたり、換気扇を回したりすることで空気の入れ替えを行います。

11回は換気を行うようにして、カビを予防しましょう。


3-2.カーペットのカビ予防法②:酢酸水スプレーをスプレーする

カーペットに酢酸水をスプレーすることでカビを予防することができます。

酢酸によるカビ予防法は下記の通り。

1.酢酸50ml:水250mlの割合で合わせ、酢酸水を作ります。

2.カーペットに満遍なく酢酸水をスプレーします。

酢酸水のにおいが気になる方は、お好きな香りのオイルを数滴混ぜてもOKです。


3-3.カーペットのカビ予防法③:定期的に掃除をする

カーペットのカビを予防する方法として、定期的に掃除をすることが挙げられます。

カビはホコリや汚れを好んで発生・繁殖するからです。

カーペットを丸洗いして天日干しをすれば汚れやホコリはかなり取り除かれます。

丸洗いできないカーペットであれば掃除機をかけた後に天日干しをするだけでも効果があります。

定期的にカーペットを掃除することで、カビを防ぎましょう。


まとめ

  • 湿度が高いから
  • 汚れが溜まるから
  • 温度が適温だから

カーペットのカビの原因は上記のようなものでした。

また、カーペットのカビ取り方法をまとめると下記のようになります。

  • エタノール
  • 重曹
  • カビ取り剤
  • 酸素系漂白剤

さらに、カーペットのカビ予防法をまとめると以下の通りになりました。

  • 定期的に部屋を換気する
  • 酢酸スプレーをスプレーする
  • こまめに掃除をする

毎日誰もが歩く・座る・寝転ぶカーペット。

カーペットが清潔に保たれていたら家でゆっくりとくつろげそうですよね。

本記事で紹介した方法でカーペットのカビ取りと予防をして、帰りたくなるお部屋にしてみてください。


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