重曹を使ってガスコンロのベタベタ油汚れを落とす方法と対策

重曹を使ってガスコンロのベタベタ油汚れを落とす方法と対策

油断をするとすぐに油でベタベタになってしまうガスコンロ。「ガスコンロの油汚れはどう掃除していいのかわからない」とお困りではありませんか?ガスコンロの頑固な油汚れを、効率よく落とす掃除方法についてご紹介していきます。

今回は重曹をつかった方法で紹介していきます。キッチン周りに洗剤などしようしたくないと考えている方は参考にしてください。


目次

1.ガスコンロのベタベタな油汚れには重曹が活躍!
2.ガスコンロの油汚れを落とす方法
2-1.比較的軽度の汚れの五徳の掃除方法
2-2.ひどく汚れた五徳の掃除方法
2-3.バーナー部分の掃除方法
2-4.天板の掃除方法
2-5.重曹は使ったらしっかりと拭き取ることが大切
まとめ


1.ガスコンロのベタベタな油汚れには重曹が活躍!

強力な洗剤なども売られていますが、ガスコンロのベタベタした油汚れを掃除するには重曹がおすすめです。重曹はスプレータイプのものも売られていますが、重曹の粉があれば簡単に重曹水を作ることができ、費用もかなり安くなるので、粉タイプの方がおすすめです。

まずは重曹を用意しましょう。重曹はドラッグストアやホームセンター、最近は100円ショップでも売られています。重曹水はスプレーボトルに入れると掃除がしやすいです。

用意するもの

  • 重曹
  • 重曹水(水100mlに対し、重曹小さじ1
  • スプレーボトル
  • 五徳が入る大きさの鍋
  • 掃除用のブラシ(歯ブラシでも可)
  • スポンジ
  • タオルやふきん

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2.ガスコンロの油汚れを落とす方法

ガスコンロの掃除は、五徳、バーナー部分、天板、順番で進めていきましょう。五徳とは鍋やフライパンなどを載せる台のことを言います。


2-1.比較的軽度の汚れの五徳の掃除方法

五徳の汚れがそこまでひどくない場合は直接五徳に重曹水をスプレーし、スポンジなどで擦って汚れを落とします。

その後水拭きと乾拭きをくりかえしててよく乾かしましょう。

ガスコンロを使用して比較的すぐの場合は、重曹水をスプレーしてタオルやふきんで拭きあげれば、簡単に油汚れを落とすことができます。


2-2.ひどく汚れた五徳の掃除方法

五徳は油や吹きこぼれなどで一番汚れやすい部分です。すぐに拭き取れば簡単に汚れを落とす事ができますが、しばらく放置してしまい汚れがひどくなってしまった場合は、重曹水で煮沸して洗っていきます。

五徳が入る大きさの鍋に重曹水(水1リットルに対し、重曹大さじ1)を入れます。重曹水が沸騰したら五徳を入れ、しばらく沸騰させます。その後火を止め、そのまま2時間ほどつけ置きすることで、汚れが浮き上がって取りやすくなります。つけ置き後、水洗いします。このとき五徳はかなり熱くなっているので、火傷しないように気を付けましょう。

汚れがまだ付いている場合は重曹スプレーを吹きかけ、タオルやスポンジなどで拭くと綺麗に落とすことができます。それでも落ちにくい場合は、ブラシなどを使って落としていきます。

五徳は温かい方が汚れが落ちやすいですが、火傷してしまう可能性もあるので取り扱いには十分注意しましょう。

重曹水をアルミの鍋で加熱すると、化学反応を起こして鍋が黒ずんでしまいます。煮沸する際に使用する鍋は、ステンレス製、もしくはホーロー製のものにしましょう。


2-3.バーナー部分の掃除方法

五徳の掃除が終わったら、次はバーナー部分の掃除をしていきます。

まずはバーナー部分が熱くないことを確認しましょう。

バーナー部分は普段こまめに掃除するのが難しい部分ではありますが、実は意外と汚れが溜まっています。この部分に詰まっている汚れは、放置するとガスや空気の通りが悪くなり、点火不良や不完全燃焼などの原因となります。

まずバーナーキャップを取り外し、裏面に細かい溝があるのでブラシや歯ブラシを使って、汚れをかき出していきます。その後、タオルに重曹水を含ませて油汚れを拭き、仕上げに水洗いをしてよく乾かしましょう。バーナーキャップは硬いく傷がついても大きな影響はないため、頑固な汚れで取りづらい場合は硬い素材の道具を使っても大丈夫です。

バーナー部分には温度センサーや点火プラグ、立ち消え安全装置などの、小さな部品があります。バーナーキャップや立ち消え安全装置が水や重曹水で濡れてしまうと安全装置が働き、ガスが付かなくなるなどのトラブルの原因になります。掃除する際は、バーナー部分に直接水や重曹水がかからないように注意しましょう。

温度センサーは、水で濡らし固く絞ったタオルやふきんで汚れを拭き取り、立ち消え安全装置は乾いたふきんなどで汚れを拭き取ります。汚れがこびりついている場合は、ブラシや歯ブラシなどを使って綺麗に汚れを落としましょう。


2-4.天板の掃除方法

最後に天板を掃除していきます。

天板の油汚れが比較的軽度であれば、重曹水で拭きあげれば綺麗になります。

汚れがひどい場合は、重曹の粉を直接天板全体にふりかけます。全体にうっすらまぶしていきましょう。1520分ほど置くことで、重曹が油汚れを吸収してくれます。その後、固く絞ったタオルやスポンジで擦ることで、クレンザーのように頑固な汚れを落とすことができます。仕上げに天板全体を拭きあげていきましょう。


2-5.重曹は使ったらしっかりと拭き取ることが大切

重曹を使って掃除をした後にしっかり拭き取っていないと、せっかく掃除をしたのに白く残ってしまいます。また、バーナー部分は特に重曹が残ってしまうと、目詰まりの原因になることがあるので注意しましょう。

重曹を使ったら、しっかり拭き取る・水洗いをして水気を拭き取るようにしましょう。


まとめ

毎日サッと掃除を習慣にしましょう

放置したガスコンロは、汚れがこびりついてなかなか簡単には落とせません。これを防ぐためにはガスコンロを使ったら、すぐに掃除する習慣を身につけることが大切です。日々の汚れであれば大抵の場合、重曹スプレーで簡単に落とすことができます。かかる時間はわずか12分程度です。ガスコンロをまとめて大掃除するのは大変です。毎日ガスコンロを使ったら掃除をして、できるだけ綺麗に保っていきましょう。

もし毎日のお手入れが難しいのであれば、少なくとも月に1回は重曹などを使ってガスコンロ全体を掃除することをおすすめします。

また最近は重曹や重曹より強力なエコ洗剤のセスキ炭酸ソーダなどが入った掃除用シートも手軽に手に入れられますので、常備しておくといいでしょう。


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