「下駄箱にカビが生えてしまった…」
「下駄箱の悪臭をどうにかしたい!」
「下駄箱の汚れを落とす方法ってないの?」
この記事を読まれているあなたは上記のようなお悩みをお持ちかもしれません。
下駄箱には汚れが溜まりやすく、お手入れ方法に悩んでいる方はたくさんいらっしゃいます。
そこで本記事は、下駄箱の掃除方法を3つお伝えしていきます。
お手入れを楽にするコツや、下駄箱汚れの種類についても触れていきますので、ぜひじっくりと読んでみてください。
■目次
1.下駄箱の汚れの種類
1-1.カビ
1-2.雑菌(悪臭)
1-3.砂や泥
2.下駄箱の掃除方法3選
2-1.カビの掃除方法
2-2.悪臭の掃除方法
2-3.砂や泥の掃除方法
3.下駄箱の普段のお手入れ方法と頻度
まとめ
1.下駄箱の汚れの種類
下駄箱の汚れにはいくつか種類があります。
どんな汚れなのか分からないと無駄な掃除をしてしまう可能性もあるので、しっかりと汚れの種類を知っておきましょう。
下駄箱の汚れは下記の通り。
- カビ
- 雑菌(悪臭)
- 砂や泥
それぞれ細かく見ていきましょう。
1-1.下駄箱汚れの種類①:カビ
下駄箱はカビで汚れていることが多いです。
黒ずんでいたり、緑色になっていたりしたらそれはカビでしょう。
実は下駄箱はカビが繁殖するのに最適な環境なのです。
というのもカビは、湿度が高く、温度が20~30℃の環境で発生します。そして、皮脂やホコリなどをエサに繁殖します。
まず、靴についた汗などの水分を含んだまま、密閉した空間に閉じ込められるという点で下駄箱は高湿度になりやすいです。
また、下駄箱は室内にあるという点で20~30℃であることがほとんど。
さらに、靴には使用者の皮脂汚れや靴下のホコリがついているという点でカビのエサになるものがたくさんついています。
このようにカビが発生・繁殖する条件が整っているため、下駄箱にはカビが生えやすくなっています。
1-2.下駄箱汚れの種類②:雑菌(悪臭)
下駄箱からツンと悪臭が漂った経験はしたことがあるのではないでしょうか。
その悪臭は、靴の雑菌が原因で臭ってきています。
靴を履いて歩くと、どんな方でも足に汗をかきます。
汗をかいたシャツを放っておくと臭くなりますよね。
それと同じで、汗をかいた靴も放置し続けていると臭くなるのです。
そして、その靴を収納している下駄箱自体にも雑菌が広がり、下駄箱から悪臭がするようになっていきます。
1-3.下駄箱汚れの種類③:砂や泥
下駄箱の中は砂や泥だらけです。
目で見ただけで砂や泥は確認できますよね。
また、触ったときにざらざらしていたら砂や泥がついていることが分かるかと思います。
下駄箱に砂や泥が溜まるのは、靴の裏が原因です。
靴の裏には凹凸がありますよね。
そのすき間に砂が入り込むことがあります。また、泥が靴の裏にくっついてしまうこともよくあります。
そうして靴の裏についた砂や泥を落とさないまま下駄箱に入れてしまうと、すぐに下駄箱は砂や泥だらけになってしまうのです。
さて、ここまでは下駄箱汚れの種類について紹介してきました。
ここからは、各汚れに対しての掃除方法を解説していきます。
2.下駄箱の掃除方法3選
下駄箱の汚れを落とす方法を説明していきます。
カビ・悪臭・砂や泥など種類ごとに掃除方法は変わってきますので、それぞれ確認していきましょう。
2-1.下駄箱の掃除方法①:カビ
下駄箱のカビ掃除方法は下記の通りです。
使うもの
- エタノール
- キッチンペーパーやティッシュ
- 霧吹きボトル
手順
- 下駄箱の中から靴をすべて取り出す。
- キッチンペーパーやティッシュにエタノールを染み込ませる。
- 2で下駄箱を拭く。
- エタノールを霧吹きボトルに入れる。
- 下駄箱全体にエタノールを吹きかける。
- 下駄箱が乾いたら、出した靴をしまう。
以上です。
肌の弱い方や手荒れが気になる方は、ゴム手袋をつけて作業を行ってください。
2-2.下駄箱の掃除方法②:雑菌(悪臭)
下駄箱の悪臭解消方法は以下の通りです。
使うもの
- クエン酸
- 重曹
- 雑巾やタオル
- 水
- 霧吹きボトル
手順
- 霧吹きボトルの中に水100ml:クエン酸小さじ5杯を入れ、クエン酸水を作る。
- 霧吹きボトルの中に水100ml、重曹小さじ1杯を入れ、重曹水を作る。
- 下駄箱の中から靴をすべて取り出す。
- 下駄箱全体にクエン酸水と重曹水を吹きかける。
- 固く絞った雑巾やタオルでクエン酸水と重曹水を拭き取る。
- さらに乾いた雑巾やタオルで下駄箱全体を再度拭き取る。
- 下駄箱が乾いたら、出した靴をしまう。
以上です。
クエン酸と重曹は、汗や脂などの汚れを落とす役割があります。
また、重曹には消臭効果があります。
悪臭の原因である汗や脂の汚れを落としつつ消臭もできる、一石二鳥な掃除方法です。
2-3.下駄箱の掃除方法③:砂や泥
下駄箱の砂や泥は、下記のようにして落とすことができます。
使うもの
- ほうき
- 掃除機
手順
- 下駄箱の中から靴をすべて取り出す。
- 下駄箱の中の砂や泥を、ほうきを使って掃きだす。
- ほうきで掃ききれなかった砂や泥を掃除機で吸い取る。
- 下駄箱の中に出した靴をしまう。
以上です。
細かな砂や泥は目に見えないこともあるので、手で触って確かめることをおすすめします。
ザラザラとした感触がなければOKですよ。
ここまでは下駄箱の掃除方法をお伝えしてきました。
ただ、いつも綺麗な下駄箱を保つためには、普段から気を使わないといけません。
ということでここからは普段の行動で下駄箱のお手入れを楽にするコツについて紹介していきます。
3.下駄箱のお手入れを楽にするコツ4つ
下駄箱のお手入れ方を楽にするコツは下記の通り。
- 脱いだ靴をすぐ下駄箱に入れない
- 靴の中に新聞紙を入れる
- 脱いだ靴をはたき、砂や泥を落とす
- 下駄箱の中に防臭剤・除湿剤を置く
以上です。
やはり、汗や雨で湿った靴をそのまま下駄箱にいれてしまうと、カビや悪臭の原因になります。
いくら自分で汗をかいていないと思っても、半日は下駄箱にしまわずに乾かしましょう。
また、下駄箱の湿度を下げる目的で、靴の中に新聞紙を入れるのもカビ・悪臭対策に有効です。
新聞紙が湿度を吸い取ってくれます。
また、家に帰ってきたらすぐに靴をはたくようにすると、下駄箱が砂や泥まみれになることは防げます。砂や泥だけでなくホコリなども落とすことができるので、カビの繁殖を抑えるためにも癖づけましょう。
それでも悪臭やカビが気になる場合は、下駄箱の中に防臭剤や除湿剤を置くのも手です。
上記の行動を普段から実践すると、カビや悪臭、砂や泥などの汚れが溜まりづらくなり、いつでも清潔な下駄箱を保つことができるようになりますよ。
まとめ
- 下駄箱の汚れには、カビ・悪臭・砂や泥の3つがある
- カビはエタノールで掃除できる
- 悪臭はクエン酸水と重曹水で解消できる
- 砂や泥はほうきと掃除機でキレイにできる
- 普段のちょっとした工夫で下駄箱の汚れを予防することができる
- 下駄箱のお手入れ方法についてまとめると上記のようになりました。
下駄箱というのは、家を出るときに最後に通る場所であり、家へ帰ってくるときに最初に通る場所でもあります。
下駄箱がキレイで清潔になれば、爽やかな気持ちで出かけることができ、温かい気持ちで帰宅することができそうですね。
ぜひ、スッキリと気持ちのいい下駄箱環境を保ってみてください。
この記事が、下駄箱のお手入れ方法について知りたい方の参考になれば幸いです。