「フローリングのべたつき・汚れが取れない…」
「フローリングってどうやって掃除したらいいんだろう?」
「フローリングの掃除方法を知りたい!」
この記事を読んでいるあなたは、上記のように思われているかもしれません。
毎日目にする家のフローリングが汚れていたらかなり気になりますよね。
簡単にキレイにできる方法を知りたいところかと思います。
そこで今回は、フローリングの掃除方法と、フローリング掃除に使える用具を紹介していきたいと思います。
この記事を読めば、フローリングの掃除方法が分かります。
目次
1.フローリングの汚れの種類を知ろう【白・黒・べたつき】
∟1-1.フローリングの白い汚れ
∟1-2.フローリングの黒い汚れ
∟1-3.フローリングのベタつき汚れ
2.フローリングの白い汚れ掃除方法!【賃貸でもOK】
∟2-1.フローリングの白い汚れ掃除方法①:ワックス剥離液&家庭用ワックス
∟2-2.フローリングの白い汚れ掃除方法②:マヨネーズ
3.フローリングの黒い汚れ掃除方法!【賃貸でもOK】
∟3-1.フローリングの黒い汚れ掃除方法①:エタノール
∟3-2.フローリングの黒い汚れ掃除方法②:カビ取り剤
∟3-3.フローリングの黒い汚れ掃除方法【注意点】:塩素系漂白剤はNG!
4.フローリングのベタつき汚れ掃除方法!【賃貸でもOK】
∟4-1.フローリングのベタつき汚れ掃除方法①:食器用中性洗剤
∟4-2.フローリングのベタつき汚れ掃除方法②:クエン酸
■まとめ
1.フローリングの汚れの種類を知ろう【白・黒・べたつき】
フローリングの汚れを落とすためには、フローリングの汚れの種類を知る必要があります。
フローリングの汚れの種類は主に3つ。
・白い汚れ(湿気・洗剤、除光液・消毒液)
・黒い汚れ(カビ)
・ベタつき汚れ(油)
それぞれについて細かく見ていきましょう。
1-1.フローリングの白い汚れ
フローリングの白い汚れの原因は湿気によるものや、洗剤や除光液・消毒液によるものの可能性が高いです。
フローリングの上にずっとマットレスやカーペットを置いていたり、植物を置いていたりすると、フローリングのワックスが剥げて白いシミができます。
また、洗剤や除光液・消毒液などのアルコールがフローリングの上に落ちると化学反応を起こして白いシミができてしまいます。
フローリングが白く汚れていたら、湿気や除光液・消毒液が原因だと思っていただいてOKです。
1-2.フローリングの黒い汚れ
フローリングの黒い汚れの原因はカビであることが多いです。
カビが発生しやすい条件は以下の3つ。
・湿度が高い(60%以上)
・汚れが溜まっている
・適温(20~30度)
カビは黒ずんで発生しやすいです。
フローリングが黒ずんでいたらカビだと思ってよいでしょう。
1-3.フローリングのベタつき汚れ
フローリングのベタつき汚れは、油やワックスが原因で発生することが多いです。
例えば足の裏の皮脂がついてしまったり、食べこぼしの油がついてしまったりするとフローリングがベタつきます。
フローリングがベタついていたら、油が原因ということになりますね。
フローリングの汚れの種類を紹介してきました。
フローリングの掃除をする上で、汚れの種類を知っていることはかなり大事です。
汚れの種類がわからないまま誤った掃除方法をしてしまう可能性があるからです。
ですので、掃除する前には汚れの種類を確認するようにしてくださいね。
続いては、今記事の本題であるフローリングの掃除方法について、汚れの種類ごとに解説していきます。
2.フローリングの白い汚れ掃除方法!【賃貸でもOK】
フローリングの白い汚れは、ワックス剥離液&家庭用ワックスを使う方法とマヨネーズを使う方法の2種類で落とすことができます。
詳しく解説していきますね。
2-1.フローリングの白い汚れ掃除方法①:ワックス剥離液&家庭用ワックス
フローリングの白い汚れはワックス剥離液と家庭用ワックスで落とすことができます。
一度ワックス剥離液でワックスを落とし、家庭用ワックスで再度ワックスをかけるのです。
なぜなら汚れの原因はワックスの白化だからです。
ワックス剥離液と家庭用ワックスの使い方の手順は以下の通り。
- フローリングを掃き掃除します。
- 白い汚れにワックス剥離液をかけます。
- スポンジでワックス剥離液を塗り広げます。
- 4.5分放置します。
- スポンジでワックスをこすり落とします。
- 乾いた雑巾やタオルでワックス剥離液をふき取ります。
※この時点で白い汚れは落ちているはずです。ただ、ワックスが剥がれてしまっている状態なのでここからは再度ワックスがけをしていきます。
- 雑巾やタオルでフローリングを水拭きします。
- 雑巾やタオルでフローリングを乾拭きします。
- 乾いた雑巾やタオルに家庭用ワックスを染み込ませます。
- 軽く撫でるようにして、フローリングにワックスを塗り広げます。
- 乾燥したら完了です。
オールワックスシートといって、シートに元々ワックスが詰まっている商品もあるのでそちらを活用すればもっとムラなく簡単に汚れを解消できるかもしれません。
2-2.フローリングの白い汚れ掃除方法②:マヨネーズ
フローリングの白い汚れはワマヨネーズを使って落とすことができます。
マヨネーズの成分である酢酸がワックスを落とし、油分がワックスを再塗布する役割を果たすからです。
マヨネーズで白い汚れを落とす手順は以下の通り。
- フローリングを掃き掃除します。
- 白い汚れにマヨネーズをかけます。
- 乾いた雑巾やタオル、キッチンペーパーなどで軽く撫で、拭き取ります。
- 乾いた雑巾やタオル、キッチンペーパーなどで乾拭きします。
ワックス剥離液&家庭用ワックスを使う方法よりかなりお手軽ですよね。
今すぐ簡単に白い汚れを落としたい場合は、1度マヨネーズで掃除してみてはいかがでしょうか。
3.フローリングの黒い汚れ掃除方法!【賃貸でもOK】
フローリングの黒い汚れの原因はカビでしたよね。
フローリングのカビを落とすにはエタノールを使う方法とカビ取り剤を使う方法があります。
カビ取り剤を使う際には注意点もありますので、そこも含めて下記で詳しく説明していきます。
3-1.フローリングの黒い汚れ掃除方法①:エタノール
フローリングの黒い汚れはエタノールで落とすことができます。
エタノールとは、アルコールの一種で消毒作用を持つもの。
いろいろな汚れを除去する作用が強いことで知られています。
フローリングの黒い汚れの正体はカビなので、エタノールで落とすことができます。
エタノールを使用してカーペットのカビを取る手順は以下の通り。
- 1.フローリングを掃き掃除します。
- 2.エタノールを黒い汚れに吹きかけます。
- 3.5分放置します。
- 4.濡らした雑巾やタオルで黒い汚れを拭きとります。
- 5.もう一度エタノールを同じ箇所に吹きかけます。
- 6.乾いた雑巾やタオルで黒い汚れがあった部分を乾拭きします。
4のときに黒い汚れが拭き取り切れなかったら、歯ブラシや爪楊枝などで汚れをこすってみてください。汚れが取り除けると思います。
3-2.フローリングの黒い汚れ掃除方法②:カビ取り剤
フローリングの黒い汚れはカビ取り剤で落とすことができます。
カビ取り剤の使用手順は以下の通り。
- 1.フローリングを掃き掃除します。
- 2.カビ取り剤を黒い汚れにスプレーします。
- 3.5分放置します。
- 4.濡らした雑巾やタオルで黒い汚れを拭きとります。
- 5.乾いたら完了です。
基本的にはこれで黒い汚れを落とすことができます。
ただ、黒い汚れがあまりにも強力で落ちない場合は以下のようにしてください。
- 1.フローリングを掃き掃除します。
- 2.フローリングを水で軽く濡らします。
- 3.カビ取り剤をスプレーします。
- 4.15~30分、汚れが茶色くなるまで放置します。
- 5.汚れが茶色くなってきたら、濡らした雑巾やタオルで黒い汚れを拭きとります。
- 6.乾いたら完了です。
ここまでは黒い汚れを落とす方法を紹介してきましたが、続いては黒い汚れを落とす際に行ってはいけない方法を紹介します。
3-3.フローリングの黒い汚れ掃除方法【注意点】:塩素系漂白剤はNG!
フローリングの黒い汚れに、塩素系漂白剤を使ってはいけません。
塩素系漂白剤には色素を分解する作用があるからです。
色素が分解されると、フローリングが色落ちしてしまいます。
「カビキラー」「ハイター」などが有名な塩素系漂白剤ですね。
カビ取り剤で黒い汚れを落とそうと思っている方は特に気を付けて選ぶようにしてくださいね。
4.フローリングのベタつき汚れ掃除方法!【賃貸でもOK】
フローリングのベタつきは生活していてかなり気になる部分ですよね。
そんなベタつき汚れは、白い汚れや黒い汚れよりも簡単に落とすことができます。
解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
4-1.フローリングのベタつき汚れ掃除方法①:食器用中性洗剤
フローリングのベタつき汚れは食器用中性剤で落とすことができます。
食器用中性洗剤には油を落とす作用があるからです。
食器用中性洗剤でベタつき汚れを落とす手順は以下の通り。
- フローリングを掃き掃除します。
- 濡れ雑巾やタオルに食器用中性洗剤を2,3滴含ませます。
- フローリングのベタつき汚れを水拭きします。
- 食器用中性洗剤の付いていない濡れ雑巾やタオルで水拭きをします。
- 乾いた雑巾やタオルでフローリングを乾拭きします。
ベタつき汚れは、白い汚れや黒い汚れに比べてすぐに落とすことができるので、悪化する前にすぐに落としてしまいましょう。
4-2.フローリングのベタつき汚れ掃除方法②:クエン酸
フローリングのベタつき汚れはクエン酸で落とすことができます。
クエン酸で鏡のフローリングのベタつき汚れを落とす方法以下の通り。
- 1.クエン酸小さじ1:水200ccの割合で混ぜ、クエン酸水を作ります。
- 2.ベタつき汚れにクエン酸水を吹きかけます。
- 3.フローリングのベタつき汚れを水拭きします。
- 4.クエン酸水の付いていない濡れ雑巾やタオルで水拭きをします。
- 5.乾いた雑巾やタオルでフローリングを乾拭きします。
クエン酸が元々家にある場合は0円でベタつき汚れを落とすことができます。
簡単に行ってフローリングのベタつきをサラサラにしてみましょう。
■まとめ
- ・白い汚れの原因は湿気・洗剤・除光液・消毒液
- ・黒い汚れの原因はカビ
- ・ベタつき汚れの原因は油
フローリングの汚れの種類についてまとめると、上記のようになりました。
また、フローリングの掃除方法についてまとめると、下記のようになります。
- ・白い汚れには、ワックス剥離液&家庭用ワックスかマヨネーズ
- ・黒い汚れには、エタノールかカビ取り剤
- ・ベタつき汚れには、食器用中性洗剤かクエン酸
誰でも、フローリングの上を歩かない日はないと思います。
そんな誰しもが通るフローリングが清潔に保たれていたら通るたびに気持ちが良いですよね。
本記事で紹介した方法でフローリングの汚れを種類ごとに落としてみてください。
この記事が、フローリングの掃除方法について迷っているあなたの力になれれば幸いです。