意外とできていない?カーペットのお手入れ!掃除のポイント

意外とできていない?カーペットのお手入れ!掃除のポイント

「カーペットの普段の掃除方法がわからない」、「カーペットの掃除は掃除機だけでいいの?」カーペットの掃除方法について、このようなお悩みはありませんか?

フローリングは掃除機をかけたり雑巾で拭いたりすれば目に見えて綺麗になりますが、カーペットの汚れは目には見えないので掃除も難しいですよね。

そこで今回は、カーペットの掃除方法、お手入れ方法についてご紹介します。


目次
1.カーペットは普段どう掃除したらいいの?
∟1-1.カーペットに付いている主な汚れの種類
∟1-2.カーペットの普段の掃除方法
2.カーペット掃除のポイント
∟2-1.基本的な掃除機のかけ方とポイント
∟2-2.髪の毛やペットの毛の掃除にはコロコロが便利!
3.念入りにカーペットを掃除する方法
∟3-1.重曹を使って拭き掃除
∟3-2.カーペットクリーナーで拭き掃除
∟3-3.天日干し
まとめ


1.カーペットは普段どう掃除したらいいの?

 

カーペットのお掃除には掃除機を使っていると思いますが、掃除機だけでは全ての汚れは吸い取れません。そのため、掃除機では取り切れない汚れを定期的に落としてあげることが大切です。

そもそもカーペットにはどのような汚れが付いているのでしょうか。カーペットを効率よく掃除するには、まずはカーペットに潜んでいる汚れの種類を知る必要があります。


1-1.カーペットに付いている主な汚れの種類

  • ・髪の毛や体毛
  • ・ペットの毛
  • ・皮脂や汗
  • ・食べこぼしや飲みこぼし
  • ・衣類などの繊維
  • ・ダニやダニの死骸、ダニの糞

これらの汚れに適した方法で掃除することがポイントです。では、カーペットの普段の掃除方法についてです。


1-2.カーペットの普段の掃除方法

普段のお掃除であれば掃除機掛けだけで十分です。

皆様も普段からやっていることだと思いますが、下記のポイントを守りながら毎日行うがとても重要です。時間に余裕があるときはもう少し丁寧に掃除していきましょう。


2.カーペット掃除のポイント

 

普段カーペットに掃除機をかけるとき、フローリングと同じようにかけていませんか?カーペットはなんとなく掃除機をかけても、表面の汚れだけしか取れず、中に入り込んだ汚れはきちんと吸い取ることができません。

掃除機のかけ方のポイントをご紹介するので、ぜひ普段のお手入れの際に取り入れてみてください。


2-1.基本的な掃除機のかけ方とポイント

まずは掃除するカーペットの毛の向きを確認して、毛の向きとは反対方向に掃除機をかけていきます。毛を逆立たせることによって中に入り込んだ汚れを吸い取ることができます。

さらに縦・横・斜めというようにいろいろな角度からかけることで、絡んで残った汚れも吸い取ることができます。

この時つい力を入れてゴシゴシしたくなるかもしれませんが、ゆっくり丁寧にかけるのがポイントです。

目安としては1m進むのに5秒ぐらいかけてください。また、掃除機を強く押し付けてしまうと、うまく吸い取ることができません。

床用ノズルの全体をカーペットに密着させてから、軽く片手でもってノズルを少し浮かせるイメージで掃除機を手前に引きながらかけると、掃除機本来の吸引力を発揮できるのでホコリなどを多く吸い取ることができます。


2-2.髪の毛やペットの毛の掃除にはコロコロが便利!

髪の毛やペットの毛はカーペットの毛に絡まりやすく、掃除機では取りにくくなっています。髪の毛やペットの毛を取りたい場合は、粘着カーペットクリーナー(通称コロコロ)がおすすめです。このコロコロにはカーペット用とフローリング用のテープがありますが、カーペット用の方粘着力が強いのでうまく使い分けましょう。

またゴム手袋をした手で、カーペットに絡まった毛を集める方法もあります。念入りにする場合には、お進めします。ゴム手袋をした手でカーペットを撫でるだけですが、パーペットが大きくなるほど、体力も使いますのでご注意ください。


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3.念入りにカーペットを掃除する方法

 

3-1.重曹を使って拭き掃除

普段から掃除機やコロコロを使ってカーペットを掃除していても、人の皮脂や汗などの汚れは取り切れません。定期的に拭き掃除をすることで、カーペットをより清潔に保つことができます。

重曹はアルカリ性で、油汚れやたんぱく質などの汚れの除去に適しています。カーペットには一般的な洗剤を使いづらいので、重曹スプレーを使いましょう。やり方はスプレーボトルを用意し、5%の重曹水を作ります。それをカーペットにスプレーし、乾いたタオルでしっかりと拭き取っていきます。

重曹はそのまま振りかけても、効果的です。臭いの原因となる皮脂や汗を重曹が中和してくれるので、消臭効果も期待できます。ただ、この方法ですと重曹を振りかけて数時間は置かないと効果がなく、重曹がカーペットの奥まで入り込んでしまうので、かなり念入りに掃除機をかける必要があります。


3-2.カーペットクリーナーで拭き掃除

カーペットは洗濯できればそれが一番ですが、洗濯できない、クリーニングにも出せないものはカーペット専用洗剤のクリーナー剤がおすすめです。

いろいろな種類の洗剤がありますが、スプレーして拭き取るだけで、カーペットの汚れを落とすことができる『Kira-Sui』がおすすめです。界面活性剤を使用しておらず、肌に優しい洗剤で『Kira-Sui』を使うことで汚れを付きにくくしたり、汚れても落としやすくしたりといったコーティング効果のあるものもあります。定期的に使用することで、カーペットを清潔に保ち、汚れにくくすることもできます。

赤ワインなどシミになってしまった頑固な汚れの場合は、シミ取り専用の洗剤を使ってください。


3-3.天日干し

カーペットの汚れの中で、特にダニが気になるという人も多いかもしれません。ダニやダニの死骸、ダニの糞は小児ぜんそくなどのアレルギーの原因にもなると言われているので、できるだけ定期的に天日干しすることをおすすめします。

家などに生息しているダニの7割を占めるチリダニは、2030℃前後(特に2528℃)、湿度60%以上の環境で繁殖します。またダニは50℃の環境下では、30分以内に死滅することがわかっています。

カーペットを天日干しすることで、カーペットに住み着いているダニを死滅させることができます。天日干しした後は、ダニの死骸などが付いたままになっているので念入りに掃除機をかけましょう。このときも一方方向からではなく、縦や横、斜めなどいろいろな方向からかけるようにします。

冬場の場合は、気温も低くダニを死滅させることができません。そのため冬場のダニ退治は、アイロンを使ってください。ただ直接当てるのではなく少し浮かして数秒キープするようなイメージでお願いします。もちろんあて布を使っても問題ありません。


まとめ

カーペットは毎日掃除機掛けをするだけでも、ある程度は清潔に保つことができ、長持ちさせることができますが、少なくとも月に一度は念入りに掃除しましょう。

掃除機掛けは、ホコリや食べかすなどの汚れは取れますが、皮脂など取り切れない汚れもあります。

ですので、たとえば「第三日曜日にカーペット掃除をする」というように、あらかじめ掃除の日を決めておくといいです。

5歳以下の小さなお子様がいるご家庭やアレルギーをお持ちの方は、月に一度は掃除機掛けだけでなく、カーペットの拭き掃除や天日干しなど、念入りに掃除をしてカーペットを清潔に保ち健康な生活を送りましょう。


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