「ドラム式洗濯機の掃除方法が分かれば自分で掃除したい!」
「ドラム式洗濯機の掃除方法ってどんな感じだろう?」
この記事を読まれているあなたは、上記のようにお考えかもしれません。
・洗濯物が臭くなる
・洗濯物に茶色や黒のカスがつく
・洗濯機から異臭がする
こんな出来事から洗濯機の汚れが気になりだす方は多いかと思います。
洗濯機が汚れていると、せっかく洗濯したものがキレイになったか不安で、ストレスが溜まりますよね。
掃除方法さえ分かれば今すぐ自分でキレイにしたいところかと思います。
そこで今回は、ドラム式洗濯機の自分でできる掃除方法について解説していこうと思います。
■目次
1.ドラム式洗濯機の汚れの原因は主に4つ
∟1-1.ドラム式洗濯機の汚れの原因①:衣類の汚れ
∟1-2.ドラム式洗濯機の汚れの原因②:洗剤残り
∟1-3.ドラム式洗濯機の汚れの原因③:水垢
∟1-4.ドラム式洗濯機の汚れの原因④:カビ
2.部品別ドラム式洗濯機の掃除方法4選
∟2-1.ドラム式洗濯機の掃除方法①:洗濯槽内
∟2-2.ドラム式洗濯機の掃除方法②:乾燥フィルター
∟2-3.ドラム式洗濯機の掃除方法③:排水フィルター
∟2-4.ドラム式洗濯機の掃除方法④:ドアのゴムパッキン
まとめ
1.ドラム式洗濯機の汚れの原因は主に4つ
そもそもなぜドラム式洗濯機は汚れてしまうのでしょうか?
原因は以下の4つです。
- ・衣類からの汚れ
- ・洗剤残り
- ・水垢
- ・カビ
この4つについて細かく説明していきます。
1-1.ドラム式洗濯機の汚れの原因①:衣類からの汚れ
衣類には、生活している中で様々な汚れがつきます。
例えば、汗・皮脂・皮膚・髪・ホコリ・食べこぼし・糸くずなど。
そういった汚れを取るための選択ですが、洗濯回数が積み重なると衣類から出た汚れでドラム型洗濯機は汚れてしまいます。
1-2.ドラム式洗濯機の汚れの原因②:洗剤残り
溶けずに残った粉洗剤や、流れきらなかった液体洗剤が洗剤残りとしてドラム型洗濯機の洗濯機に付着してしまいます。
洗剤残りは、蓄積され取りずらい洗濯機の汚れを生み出します。
1-3.ドラム式洗濯機の汚れの原因③:水垢
洗濯後、洗濯機に残った水滴は水垢として洗濯機に多少残ってしまいます。
水に含まれるミネラル成分(水垢)は水滴と同時に蒸発していかないからです。
蒸発せずに固くなり、洗濯機に付着し続けます。
1-4.ドラム式洗濯機の汚れの原因④:カビ
洗濯機のカビは、洗濯機が高湿度であるゆえに発生します。
そして1度発生したカビは、上記にあげた「衣類の汚れ」「洗剤残り」をエサに繁殖していくのです。
また、洗濯機の中で一番落とすのに苦労するもの・汚れの多くの原因は、このカビです。
洗濯後に乾燥機能を必ず使用されている方は、カビはあまり発生しませんが水垢が多く付着している場合があります。
2.部品別ドラム式洗濯機の掃除方法4選
さて、ここまではドラム式洗濯機に発生する汚れの原因について紹介してきましたが、ここからは部品ごとに自分でできるドラム式洗濯機の掃除方法について解説していきます。
ドラム式洗濯機の掃除箇所は大きく分けて4か所あります。
- ・洗濯槽内
- ・乾燥フィルター
- ・排水フィルター
- ・ドアのゴムパッキン
それぞれ掃除箇所ごとに解説していきましょう。
2-1.ドラム式洗濯機の掃除方法①:洗濯槽内
ドラム式洗濯機の洗濯槽内は、塩素系漂白剤で掃除することができます。
■手順
- 1.電源を入れます。
- 2.塩素系漂白剤を1本すべて洗濯槽の中に入れます。
- 3.「槽洗浄コース」を選び、ボタンを押します。
- 4.洗濯機のふたをしめ、スタートボタンを押します。
以上です。
※「槽洗浄コース」がない場合は以下手順で行ってください。
- 1.塩素系漂白剤を1本すべて洗濯槽内に入れます。
- 2.ドアを閉め、電源を入れます。
- 3.「洗濯のみ」を選び、ボタンを押します。
- 4.「デリケートコース」(または「毛布コース」)を選び、ボタンを押します。
- 5.「スタート」を選び、ボタンを押します。
- 6.10分間運転させます。
- 7.「一時停止」を選び、一時停止させます。
- 8.2時間放置します。
- 9.「スタート」を選び、ボタンを押します。
- 10.最後まで運転させます。(洗濯槽内をすすぐためです。)
※塩素系漂白剤を入れる量は商品によって違うので要確認してください。
※塩素系漂白剤は何を使えばいいの?と思われている方は、「パナソニック」や「日立」の洗濯槽クリーナーを使ってみてください。
塩素系漂白剤は洗浄力が強く、漂白・殺菌・消臭・カビの分解・カビの除去などの効果を持ちます。
ドラム式洗濯機の掃除では、酸素系漂白剤や重曹、クエン酸を使用しないでください。
酸素系漂白剤や重曹、クエン酸を使用した掃除方法は、汚れを浮き上がらせてとる方法になります。
ドラム式洗濯機で汚れを浮き上がらせると、汚れが排水口に詰まってしまう可能性があります。
ですので、塩素系漂白剤を使用した方法で洗濯槽内の掃除をしてくださいね。
2-2.ドラム式洗濯機の掃除方法②:乾燥フィルター
ドラム式洗濯機の乾燥フィルターの掃除方法は以下の通りです。
■手順
- 1.乾燥フィルターをドラム式洗濯機から取り外します。
- 2.乾燥フィルターについたホコリを掃除機で吸い取ります。
- 3.乾燥フィルターを水につけ、手や歯ブラシ、スポンジ等でこすります。
- 4.乾燥フィルターを乾かします。
- 5.乾燥フィルターが乾ききったら、ドラム式洗濯機に取り付けます。
以上です。
乾燥フィルターは1枚だけでなく2枚あるメーカーもあるため、見落としがないかよく確認するようにしましょう。
乾燥フィルターはホコリが溜まりやすい箇所です。
ただ、ホコリが溜まったままだと乾燥機能に影響が出てしまいます。
乾燥機能をつかっても乾燥時間が長くなったなと思ったときは乾燥フィルターを確認すると良いかもしれません。
2-3.ドラム式洗濯機の掃除方法③:排水フィルター
ドラム式洗濯機の排水フィルターの掃除方法は以下の通りです。
■手順
- 1.排水フィルターをドラム式洗濯機から取り外します。
- 2.排水フィルターについたごみや糸くずを取ります。
- 3.排水フィルターを水につけ、手や歯ブラシ、スポンジ等でこすります。
- 4.排水フィルターをドラム式洗濯機に取り付けます。
以上です。
排水フィルターには糸くずなどのごみが溜まりやすいです。
ごみが溜まったままになると、排水フィルターからごみが溢れ出し、排水口に詰まってしまう可能性があります。
排水口にごみが詰まると洗濯機にエラーが発生し使用できなくなることも…。
そうなってから掃除をするのはかなり大変です。
普段から月1回程度掃除するよう心掛けてみてくださいね。
2-4.ドラム式洗濯機の掃除方法④:ドアのゴムパッキン
ドラム式洗濯機のドアのゴムパッキンの掃除方法は以下の通りです。
■手順
- 1.濡れた雑巾やタオルで、ゴムパッキンを拭きます。
- 2.カビが生えている場合は、塩素系漂白剤をキッチンペーパーに含ませます。
- 3.塩素系漂白剤を含んだキッチンペーパーを、カビが生えている箇所には貼りつけます。
- 4.30分放置します。
- 5.キッチンペーパーを外します。
- 6.「すすぎ」を選び、ボタンを押します。
以上です。
ゴムパッキンにはホコリとカビどちらの汚れも付きやすいです。
ただ、取り外すことができないので掃除するには少々厄介な場所ですので、なるべく小まめに掃除することをオススメします。
まとめ
- ・洗濯槽内
- ・乾燥フィルター
- ・排水フィルター
- ・ドアのゴムパッキン
ドラム式洗濯機の掃除する箇所は以上の通りで、それぞれの掃除方法がありましたよね。
参考になりましたでしょうか。
洗濯機は掃除をする頻度が少ないほど、1回あたりの負担が大きくなります。
ぜひ定期的に掃除をして、綺麗な衣類で過ごす毎日にしてみてください。
キット着心地が良くてお洋服選びも楽しくなりますよ。