クッションフロアの掃除方法とキレイに保つポイント

クッションフロアの掃除方法とキレイに保つポイント

一戸建てやマンション、アパートなどの水回りの床材にフローリングではなくクッションフロアが多く採用されています。

フローリングは木材が主ですが、クッションフロアは塩化ビニール素材で作られているクッション性のあるシート状の床材です。

見た目上はタイルや石目、木目の柄など様々で、特に木目調だとフローリングと似ていますが、指で押してへこむならクッションフロアです。

水に強く、濡れてもさっと拭き取るだけで良いので、キッチン、トイレ、洗面所などの水回りで多く使われています。

しかし、いくら耐水性があるとはいっても、濡れて放置していたり、掃除をしないで時間が経ってしまったりすると、頑固な汚れやカビの原因になってしまいます。

今回は、そんなクッションフロアの掃除方法を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


もくじ

1.クッションフロアの汚れの種類は?
1-1.黄ばみ
1-2.油汚れ
1-3.黒ずみ
1-4.カビ
2.クッションフロアの基本の掃除方法
2-1.準備するもの
2-2.基本の掃除方法
3.水拭きや中性洗剤で落ちない頑固な汚れの掃除方法
3-1.油汚れ、黒ずみにはアルカリ性洗剤を使う
3-2.頑固な黒ずみにはオキシクリーンや重曹+洗濯洗剤
3-3.落ちない黒ずみにはクッションフロア専用クリーナーを使う
3-4.トイレの黄ばみには酸性のクエン酸を使う
4.クッションフロアにカビが発生した場合の対処法
5.クッションフロアをキレイに保つポイント
5-1.簡単でも良いのでマメに掃除をする
5-2.汚れたらすぐに拭き取る
5-3.ワックスをかける
5-4.家具は保護シートや布を敷いてから置く
まとめ

1.クッションフロアの汚れの種類は?

まずはクッションフロアにはどんな汚れがあるのか見ていきましょう。

汚れは主に、以下の4種類があります。


1-1.黄ばみ

トイレの尿はねが黄ばみの原因となります。

また、椅子やテーブルの脚についている滑り止め用のゴムが、クッションフロアに長時間付着していると、化学変化を起こして黄ばんでしまうことがあります。

これはゴム汚染といって、一度付いてしまうと落とすことができません。


1-2.油汚れ

キッチンでの調味料や油はね、足の裏の皮脂などが油汚れになります。油汚れは放置してしまうと、次第に黒ずみになってしまいます。


1-3.黒ずみ

黒ずみは、先ほど挙げた油汚れやカビ、水で濡れた時に放置した、ゴミ、ホコリ、劣化したワックスなどが原因となります。


1-4.カビ

水分を放置してしまったり、湿気の多い場所ではカビが発生する恐れがあります。


2.クッションフロアの基本の掃除方法

それでは、クッションフロアの掃除方法をご説明します。

まず、普段のお手入れは洗剤を使わず、いたってシンプルな方法です。もし水拭きしても落ちない汚れがあったら、薄めた中性洗剤を使います。

中性洗剤は汚れを落とす力は弱いですが、軽度の汚れなら落とすことができます。

洗剤は汚れを落とす力が強いほど素材へのダメージも大きいので、水か中性洗剤を使うことであまり傷付けずにお掃除することができるでしょう。


2-1.準備するもの

  • モップまたは掃除用ワイパー(ドライタイプ)
  • 掃除機
  • 雑巾2枚(水拭き用、乾拭き用)
  • バケツ
  • メラミンスポンジ
  • 歯ブラシ
  • 住宅用中性洗剤(食器用でも可)

2-2.基本の掃除方法

多くの人は最初に掃除機を使いがちですが、掃除機の排気で、細かなほこりやハウスダストが空気中に舞い上がってしまうのでおすすめしません。

舞い上がったものは時間をかけて再び床に落ちてしまうため、余計に汚れたり、ハウスダストアレルギーの原因にもなり兼ねません。

乾いたモップや掃除用ワイパー(ドライタイプ)掃除機水拭き乾拭きの順番で行うのが理想的です。

①乾いたモップや掃除用ワイパー(ドライタイプ)で全体のほこりを取る

まず、掃除機の前にモップや掃除用ワイパーを使いましょう。大まかなゴミや髪の毛、ほこり、ちりを取るのが目的なので、掃除道具は乾いた状態で使用します。

②細かなゴミやほこりを掃除機で吸い取る

取りきれなかった細かいほこりを掃除機で取り除きます。

③固くしぼった雑巾で水拭きする

普段の掃除では水拭きで十分です。

もし水拭きしても落ちない汚れがあれば、中性洗剤を使います。

バケツに水2リットルに対して小さじ1の中性洗剤を混ぜて、混ぜた水を雑巾に含ませて拭いていきます。

汚れが落ちにくかったり、目地の汚れが雑巾で取れない場合は、メラミンスポンジや歯ブラシを使って円を描くように優しくこすると取れやすくなります。

中性洗剤は軽い汚れなら落ちますが、こびりついた汚れは取れないので、その場合の対処法については後ほど説明します。

④乾拭きで仕上げる

表面に水分や洗剤が残っていると、劣化やカビの原因になるので、乾拭きで仕上げをしましょう。


ハウスクリーニング
 

3.水拭きや中性洗剤で落ちない頑固な汚れの掃除方法

基本の掃除方法では落ちない汚れには、汚れの性質に合わせた洗剤を使用します。

道具も雑巾、スポンジ、メラミンスポンジ、歯ブラシなどを汚れの場所や程度によって使い分けてみましょう。

いずれの方法でも、強くこすりすぎると傷がついてしまうので、やさしく円を描くようにしてこするようにしてください。特にメラミンスポンジは研磨作用があり、色落ちの原因になるのでこすりすぎないようにします。

また、掃除の最後には水分や洗剤が残らないように乾拭きを忘れないように気を付けましょう。


3-1.油汚れ、黒ずみにはアルカリ性洗剤を使う

キッチンの油汚れや、皮脂などの黒ずみは酸性の汚れなので、アルカリ性の洗剤を使って拭いていきます。

◆重曹

100mlに対して小さじ1の重曹を混ぜて作った重曹水または、市販の重曹水スプレー

◆セスキ炭酸ソーダ

200mlに対して大さじ1のセスキ炭酸ソーダを混ぜて作ったセスキ炭酸ソーダ水または、市販のセスキ炭酸ソーダスプレー

◆アルカリ電解水スプレー

※アルカリ電解水は水100%でできているため、使用後の乾拭きは必要ありません。

以上の3つは、重曹セスキ炭酸ソーダアルカリ電解水の順で汚れを落とす力が強くなっています。汚れの程度によって使い分けましょう。


3-2.頑固な黒ずみにはオキシクリーンや重曹+洗濯洗剤

◆オキシクリーン(酸素系漂白剤)を使う

40~60℃のお湯に4リットルに対して専用スプーン4分の130g)のオキシクリーンを混ぜて使います。

混ぜたオキシクリーン水をスプレーした上からラップで20分ほどパックしてからこするとより効果的です。オキシクリーン水を雑巾やキッチンペーパーに含ませてパックするのも良いですね。

◆重曹+洗濯洗剤を使う

洗濯洗剤は中性か弱アルカリ性のものを使用し、重曹と合わせることでより洗浄力を高めることができます。

重曹と洗濯洗剤を11の割合で汚れにのせて、円を描くようにこすっていきます。


3-3.落ちない黒ずみにはクッションフロア専用クリーナーを使う

色々な洗剤を試しても落ちない黒ずみは、劣化したワックスが原因の汚れかもしれません。

なかなかお家にある洗剤では落ちない時は、専用にクリーナーを使いましょう。強い洗剤なので、成分が残らないようにしっかりと水拭き、乾拭きで仕上げましょう。


3-4.トイレの黄ばみには酸性のクエン酸を使う

トイレの尿はねで黄ばんでいる汚れはアルカリ性なので、酸性のクエン酸を使って落とします。クエン酸には除菌・消臭効果もありますので、トイレ掃除に最適です。

市販のクエン酸水スプレーや、水200mlに対して小さじ1のクエン酸を混ぜて作ったクエン酸水を使って拭いていきます。


4.クッションフロアにカビが発生した場合の対処法

 

カビが発生した時は、拭いたりこすったりするだけでなく、除菌することが大切です。

①まず、カビの部分にアルコール除菌スプレー(消毒用エタノール)をして5分~10分ほど置きます。※この時、カビの部分だけでなく周りも含めた広範囲をスプレーしておくと、カビの再発生を防ぐことができます。

②薄めた中性洗剤でカビを拭き取ります。

③水拭き、乾拭きをして仕上げます。

以上の方法で落ちない場合は、カビキラーなどの塩素系漂白剤を付けて規定の時間を置き、拭き取ってください。しかし、強い薬剤のため素材を傷めてしまうことがあるので、初めて使う場合には、まず目立たない場所で試してみて問題なければ使うようにしましょう。

さらに漂白剤を使用しても落ちない場合は、表面のみではなくクッションフロアシートの裏側がカビの原因となっている可能性が高いです。その場合は素人での対処が難しいので、ハウスクリーニングなどの専門家へ任せることをご検討ください。


5.クッションフロアをキレイに保つポイント

 

ここまでは、クッションフロア掃除方法をいくつかお話ししましたが、以下の3つを心がけておくと、よりキレイな状態を保つことができます。


5-1.簡単でも良いのでマメに掃除をする

基本の掃除方法をご説明しましたが、週に数回は掃除機まで、週に1回は雑巾で水拭き乾拭きまでするのがおすすめです。

しかし、掃除機や雑巾がけは億劫でさらに最低限で済ませたいという方は、モップや掃除用ワイパーのドライタイプで大きな汚れを取り、そのあとウェットタイプで水拭きするだけでも効果はあります。

毎日しっかり掃除をするのは大変ですよね。短時間で簡単に掃除するだけでも良いので、続けることが大切です。


5-2.汚れたらすぐに拭き取る

クッションフロアは水分に強いとはいえ、すぐに拭き取らずに放置していると、汚れとなって染みついてしまいます。

水しぶきが飛んだり、何かをこぼしたら、なるべくすぐにティッシュなどで拭き取るようにしましょう。特に洗剤、化粧品、ヘアワックスなどの化学薬品をこぼした時には放置しないように注意してください。


5-3.ワックスをかける

クッションフロア専用のワックスがあるので、定期的に使ってみるのも効果的です。

ワックスは床に直接塗るのではなく、少量を布に含ませてから薄く延ばすようにして塗りましょう。見た目にもキレイですし、汚れにくく、お掃除もしやすくなりますよ。


5-4.家具は保護シートや布を敷いてから置く

家具の脚に付いている滑り止め用のゴムが原因で、黄色や茶色に変色することをゴム汚染といいます。

この汚れを防ぐため、ゴム製のものを使用しないか、直接ゴムが付かないように、保護シートを貼ったり、薄い布を敷いてから家具を置くようにしてください。

ゴム汚染は一度発生するとシミになって落ちないので要注意です。


まとめ

今回は、クッションフロアの掃除方法とキレイに保つポイントをお話ししました。

普段のお掃除には水拭きや中性洗剤で十分ですが、あまり掃除が出来ずに時間が経ってしまい、頑固な汚れが付いてしまった場合は、強めの洗剤を使う必要があります。

強い洗剤は汚れは落ちるかもしれませんが、床材が傷付いたり劣化したりとデメリットもあるため、できればやさしい洗剤で落ちるうちに掃除をしたいものです。

とはいえ忙しい毎日の中で、床のお掃除は比較的優先順位が低いので、なかなかこまめにお掃除できていないという方も多いですよね。

そんな方は、これを機会に一度しっかり掃除してみるのはいかがでしょうか。床がキレイになると、気持ちもスッキリするので気分転換やストレス発散にもおすすめです。

どうしても掃除の時間が取れないという方は、プロのハウスクリーニングに依頼してみるのも選択肢の一つです。


ねこかぞく
 
デジタル化
 
ハウスクリーニング
ブログに戻る