「梅雨時期のエアコンの使い方を知りたい!」
「梅雨って冷房機能と除湿機能どっちを使った方がいいの?」
「冷房機能と除湿機能、何が違うのかわからない」
こんなお悩みをお持ちではないでしょうか。
梅雨の時期はお部屋がジメジメして困りますよね。
エアコンの活用方法が分からずに困ってしまいますよね。
ということで今回は、梅雨の時期のエアコンの使い方について解説していきます。
■目次
1.エアコンの冷房機能と除湿機能の違い
1-1.冷房機能の特徴
1-2.除湿(ドライ)機能の特徴
2.梅雨時期におけるエアコンの冷房機能と除湿(ドライ)機能の使い分け方法
3.梅雨時期にエアコンを使った除湿がもっと効果を発揮する方法3つ
3-1.梅雨のエアコン除湿に一工夫①:新聞紙を置く
3-2.梅雨のエアコン除湿に一工夫②:炭を置く
3-3.梅雨のエアコン除湿に一工夫③:重曹を置く
まとめ
1.エアコンの冷房機能と除湿機能の違い
梅雨の時期に部屋の湿気を取るには、冷房機能や除湿機能が良いということはよく言われています。
それではこの冷房機能と除湿機能の違いは何なのでしょうか。
それぞれ解説していきます。
1-1.冷房機能の特徴
- 部屋の温度を下げる
- 温度をさげるため、部屋の空気を吸いこみ、冷やす。
→冷やしたらエアコン内にある空気中の水分が飽和状態になり、水滴が発生。
→水滴を部屋の外に排出するので、冷たい風自体の湿度も下がる。
→そのため、部屋の中の湿度が下がる。
- 電気代は、通常の除湿機能よりは高く、再熱除湿機能よりは安い。
冷房機能には上記のような特徴があります。
部屋の温度を下げることが主要な機能で、副産物として部屋の湿度も下がるといったイメージですね。
続いては、除湿機能の特徴についてみていきましょう。
1-2.除湿(ドライ)機能の特徴
- 部屋の湿度を下げる
- 湿度を下げるため空気中の水分を吸いこむ。
→湿度を下げるため、空気中の水分を飽和状態にさせる。=吸いこんだ空気を冷やす。
→冷やして水滴となったものは室外機を通して部屋の外に排出される。
→残った空気は冷やされたまま冷風として部屋の中に排出される。
- そのため、部屋の温度が下がる。
- 再熱除湿の場合、上記でできた冷たい風に、暖かい風を混ぜて部屋の中に排出するため、部屋の温度は下がりにくい。
- 電気代は、除湿機能は冷房機能より安い。再熱除湿機能は冷房機能より高い。
除湿機能には上記のような特徴があります。
部屋の湿度を下げることが主要な機能で、副産物として部屋の温度も下がるといったイメージですね。
そして、部屋の温度を下げたくない場合向けに再熱除湿機能があるといった感じです。
ここまでは冷房機能と除湿機能の違いについて説明してきました。
違いが分かったとはいえ、重要なのは実際にどのように使い分けるかです。
ということで次では梅雨時期におけるエアコンの冷房機能と除湿(ドライ)機能の使い分け方法を紹介していきます。
2.梅雨時期におけるエアコンの冷房機能と除湿(ドライ)機能の使い分け方法
梅雨の時期において、冷房機能と除湿(ドライ)機能の使い分けは重要になってきます。
今回おすすめする使い分けは以下の通りです。
- 部屋の温度を下げつつ湿度を下げたい場合は冷房機能
- 部屋の湿度を下げつつ温度を下げたい場合は除湿(ドライ)機能
- 部屋の温度を下げずに湿度を下げたい場合は再熱除湿機能
基本的に、ジメジメとした梅雨の時期には除湿(ドライ)機能を使うことをおすすめします。
部屋の湿度を下げることができますし、電気代も安いからです。
冷房機能はあくまでもお部屋の温度を下げたい場合に使ったほうが良いでしょう。
除湿のために冷房機能を使ったとしても、結局電気代は除湿(ドライ)機能より高くついてしまいます。
ただ、除湿(ドライ)機能を使っている際に暑さを感じたら冷房機能に切り替えることをおすすめします。
除湿(ドライ)機能だとどうしても暑さのコントロールができないからです。
冷房機能であれば「温度設定」ができるため暑さのコントロールができます。
このように、暑い梅雨の日には冷房機能を使うことをおすすめします。
また、梅雨の時期は気温が上がったり下がったりすることが多いですよね。
ですので、少し寒いなと感じる日は再熱除湿機能を使うことをおすすめします。
温度を下げずに除湿することができるからです。
電気代は高くつきますが、除湿しつつ温度も下がりにくいため快適に過ごすことができるはずです。
さて、ここまでは梅雨時期におけるエアコンの冷房機能と除湿(ドライ)機能の使い分け方法を解説してきました。
ここからは、エアコンを使った除湿がもっと効果を発揮する方法について紹介していこうと思います。
簡単にできるものばかりなのでぜひ参考にしてみてください。
3.梅雨時期にエアコンを使った除湿がもっと効果を発揮する方法3つ
エアコンを使った除湿に一工夫加えるだけで、梅雨のジメジメはより解消されやくなります。
その方法は以下の3つです。
- ・新聞紙を置く
- ・炭を置く
- ・重曹を置く
それぞれ細かく解説していきましょう。
3-1.梅雨のエアコン除湿に一工夫①:新聞紙を置く
部屋の中に新聞紙を置くだけでお部屋の湿度はぐっと下がります。
新聞紙には湿気を吸収する性質があるからです。
例えば、雨で濡れた靴の中に新聞紙を入れたりしますよね。
それと同じで、新聞紙は空気中の水分も吸い取ってくれます。
湿気が特に溜まりやすい、家具と壁のすき間、家具と床の隙間などに新聞紙入れておくと良いでしょう。
このとき、新聞紙をくしゃくしゃと丸めるとより表面積が広がって効果的ですよ。
3-2.梅雨のエアコン除湿に一工夫②:炭を置く
お部屋に炭を置くと、梅雨のジメジメはより解消されやすくなります。
炭には孔(穴)がたくさんあいており、孔で湿気を吸収できるからです。
さらに消臭効果もあるため、多湿による臭いが気になる場所に置くのが最適です。
例えばタンスの中、靴箱の中など。
しかも、密閉空間のため臭いが溜まりやすいです。さらに、エアコンだけでは除湿しきれません。
そのため、タンスの中や靴箱の中のような密閉空間には炭を置いておくことをオススメします。
3-3.梅雨のエアコン除湿に一工夫③:重曹を置く
重曹を部屋の中に置くことで、除湿の効果はより高まります。
重曹には水分を吸収する作用があるからです。
水分を吸収するとダマになったり固まったりするので交換の目安がわかりやすいのも特長です。
容器にいれるだけでOKなので、おしゃれな瓶やボトルに入れればインテリアのようにおしゃれに置いておけるのもうれしいですよね。
以上3つが梅雨時期にエアコンを使った除湿がもっと効果を発揮する方法でした。
活用すれば電気代を安くすることにもつながるので、ぜひ試してみてください。
まとめ
- 部屋の温度を下げつつ湿度を下げたい場合は冷房機能
- 部屋の湿度を下げつつ温度を下げたい場合は除湿(ドライ)機能
- 部屋の温度を下げずに湿度を下げたい場合は再熱除湿機能
- 新聞紙、炭、重曹を置くことによってさらに除湿の効果は高まる
梅雨時期におけるエアコンの使い方についてまとめるお上記のようになりました。
たくさんあるエアコンの機能の中から目的に合った機能を選び、快適なお部屋時間を過ごしてみてください。
この記事が、梅雨時期におけるエアコンの使い方について悩んでいる方の参考になっていれば幸いです。