エアコンから風が出ない…もしかして故障?原因と対処法を解説!

エアコンから風が出ない…もしかして故障?原因と対処法を解説!

「エアコンの風が出ない理由を知りたい。」

「エアコンの風が出なくなったからどうにかしたい。」

この記事を読まれているあなたは、上記のように思われているかもしれません。

夏場の暑いとき、冬場の寒いときにエアコンが効かないと困ってしまいますよね。

ということで今回は、エアコンが効かない原因とその対処法についてお伝えしていきます。

この記事を読めば、エアコンが効かないのが故障かどうかと、それぞれの場合の対処法が分かります。


■目次

1.エアコンの風が出ないのは故障?まずはこの4つを確認

2.エアコンの汚れが原因で風が出ないときの対処法

3.エアコンの故障が原因で風が出ないときの対処法

まとめ


 1.エアコンの風が出ないのは故障?まずはこの4つを確認

エアコンの風が出ないときにすぐ故障と決めつけてしまうのは危険です。

他にもいろいろな原因の可能性があります。

エアコンの風が出なくない場合、以下が原因かもしれません。

  1. 設定温度が室温より高い(低い)
  2. 霜取り運転が作動している
  3. エアコンの内部が汚れている
  4. 故障している

 

下記で詳しく解説していきます。


 1-1.エアコンの風が出ない原因1:設定温度が室温より高い(低い)

エアコンの温度設定が不適切だと、エアコンは風が出ないようになっています。

なぜなら、それ以上部屋を暖める(冷やす)必要がないからです。

例えば、

・部屋が26度なのに28度に冷房を設定している

・部屋が24度なのに23度の暖房を設定している

などです。

このようなときエアコンは、風が止まったり、ぬるい風が出たりするだけになります。

まずはエアコンの設定温度を確認して、適切な温度を設定してみてください。


1-2.エアコンの風が出ない原因2:霜取り運転が作動している

エアコンの霜取り機能が作動していると、エアコンからは風が出ません。

霜取り運転とは、室外機についた霜を溶かす機能のことです。

寒い日に暖房をつけていると室外機からは冷たい空気が出ますよね。

その冷たい空気によって水蒸気が結露して室外機に霜がついてしまいます。

こうしてついてしまった霜を溶かす機能を霜取り運転といいます。

なぜ霜取り運転中はエアコンの風が出なくなってしまうかというと、室外機に霜がついたまま暖房運転をすると部屋を暖める効率が悪くなりすぎてしまうからです。

部屋を暖める効率を高めるため、いったんは室内に向けた暖房運転を止め、室外機の霜を溶かすことだけに暖房機能を使います。

霜が解けたら室内に向けた暖房運転は再開されます。

なので、寒い日にエアコンから風が出ないと思ったら、霜取り運転になっていないかを確認してみてください。


1-3.エアコンの風が出ない原因3:エアコンの内部が汚れている

エアコンの内部が汚れていると、エアコンの風は出ない・もしくは極端に弱くなります。

なぜなら、風の通り道がなくなってしまうから。

汚れがなければ、フィルター・ファン・フィンを通って

風を吸い込み・風を作り出し・風を吹き出すことがスムーズにできますが、汚れがたまりすぎるとすべての工程で風が詰まってしまうのです。

エアコンの内部に、ほこり・カビ・ヤニが溜まっていないか、確認してみてください。


1-4.エアコンの風が出ない原因4:故障している

あたりまえですが、エアコンが故障していると風が出ることはありません。

ただ、故障と決める前に前に一度、エアコン本体の電源が入っているかとエアコンのリモコンの電池が足りているかを再確認してみてください。

それでも作動せず、且つ、今まで解説してきたどれにも当てはまらない場合、エアコン自体が故障している可能性があります。

自分でなおそうとせず、業者に問い合わせてみましょう。

ここまで様々な原因を説明してきましたが、「エアコンの内部が汚れている場合」と「エアコンが故障している場合」は業者にお願いしたほうが確実にすぐ解決します。

ここからは、業者にお願いする場合どんな方法があるのかを解説していきます。


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2.エアコンの汚れが原因で風が出ないときの対処法

エアコンの汚れが原因で風が出ないときは、業者にお願いしましょう。

自分で汚れを取ろうとした結果、部品を破損させてしまう可能性があるからです。

そうすると修理費がかなり高額になってしまいます。

業者にお願いすると、汚れを取ってくれる流れは以下の通り。

  1. まずはエアコンを分解します。
  2. 洗えるパーツは風呂場にもっていき、専用洗剤で洗浄します。
  3. 取り外せないパーツには、洗剤を直接スプレーのように噴射し、その後、水圧で洗い流します。

相場は7,000円から15,000円前後。

防カビ・抗菌等のオプションをつけるとだいたい+2,000円くらいかかります。


3.エアコンの故障が原因で風が出ないときの対処法

 

エアコンの故障が原因で風が出ない場合は業者にお願いしましょう。

自分で直そうとすると、元に戻せないなどのトラブルにつながる可能性があります。

また、エアコンの故障の対処法には修理と取り換えの2パターンがあります。

それぞれについて見ていきましょう。


3-1.エアコンの修理

エアコンの修理金額の相場ははおよそ20,000円から200,000円です。

原因によって大きく金額が変わってきますから、まずは業者にお問合せしてみてください。

無料で見積もりをしてくれる業者もあるので、そういったところに問い合わせると良いでしょう。

もしかしたら火災保険が適応されてかなり安く済ませることができるかもしれません。


3-2.エアコンの取り換え

エアコンの取り換え額は、取り外しと取り付けで合わせて20,000円程度。

エアコン本体は大体50,000円~150,000円。スペックによって金額が変わってきます。

エアコンを新しいものに取り換えることで、電気代が節約できることが期待されるので、長期的に見たら取り換えるほうがお得かもしれませんね。

修理の方がお得な場合も、取り換えの方がお得な場合もありますので、自分に合った選択をすることをおすすめします。


まとめ

エアコンの風が出ない原因は大きく分けて以下の4つでした。

  • 設定温度が室温より高い(低い)
  • 霜取り運転が作動している
  • エアコンの内部が汚れている
  • 故障している

汚れ・故障の場合は業者にお願いするほうが確実に直ります。

自力で直そうとせず、エアコンのプロにお任せし、快適な生活を取り戻してください。


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