すぐに真似できる!自分でする超簡単窓掃除術

すぐに真似できる!自分でする超簡単窓掃除術

何気なく視界に入る窓ですが、意外と汚れています。普段は見て見ぬふりをしているかの、本当に気が付かないのかわかりませんが、大掃除の時期や花火大会などのイベントの時に窓の汚れに気が付く方が多くいらっしゃいます

窓の掃除方法はネットで調べてみるといくらでも出てきます。新聞紙を使う方法や炭酸水を使う方法など、あまりにも多すぎて何が正しいのか、どの方法が楽なのか迷われる方が多いのではないでしょうか。

また結局、掃除方法を載せているサイトが進めるハウスクリーニング会社がいいのかと訳が分からなくなってしまいます。

ここでは、実際に家事代行レベルで行っている窓の掃除方法をお伝えします。

ちなみにプロはスクイジーなど専門の道具を使用して簡単に終わらせていますが、道具の値段が違います。短時間で簡単そうに終わらせられるのは、汚れと水分をゴムが余さず取り除いてくれ道具とその道具の使い方に理由があります。状態の悪いゴムだと水を切った跡が残ってしまうため、保管にも気を使っており、汚れと洗浄液を取り残さないように絶妙な角度を保ちながら道具を動かしています。


【目次】

1.場所別窓の汚れと特徴
∟1-1.外側の窓ガラス
∟1-2.内側の窓ガラス
∟1-3.サッシ
2.窓の掃除手順

∟2-1.窓サッシ(乾)の掃除方法
∟2-2.窓ガラス外側の掃除方法
∟2-3.窓ガラス内側の掃除方法

∟2-4.窓サッシ(湿)の掃除方法
まとめ


1.場所別窓の汚れと特徴

 

窓周辺の汚れは主に、外側・内側・サッシの3つに分けることができます。

汚れを簡単に落とすには汚れの種類を見極めて、対処することが肝心です。


1-1.外側の窓ガラス

窓の外側は外気や土埃が主な汚れです。風にのって飛んでくる砂、泥、黄砂、花粉、PM2.5、車が出す排気ガスなどが原因であることが多く、普段掃除をすることも少ないことから、ちゃんとした方法で掃除をしないと、すぐに雑巾が汚れて使い物にならなくなってしまうほど汚れています。

また長期間放置していると砂やゴミなどの風に運ばれて窓ガラスに当たり、その一部がそのまま窓にくっ付きさらに雨で固まってしまい落としにくくなる場合もあります。近くで工事をしていたり、川や畑の近くにあるご家庭は特に土埃が付きやすい状況ですので注意が必要です。さらに雨風が吹くと水や泥など網戸に付着していた汚れも合わさってガラスにつくこともありますし、花粉や黄砂など季節的に大量に飛んでいる時期も、ガラスは汚れやすくなります。

また幹線道路沿いなど交通量の多い場所にお隅の方は、車が出す排気ガスが原因の汚れがつきやすい状況が常に続いているといえるでしょう。


1-2.内側の窓ガラス

内側の汚れの原因は、ホコリや手垢、カビ、煙草のヤニ、油汚れなどが主な汚れです。

窓やカーテンの開閉時に手がガラスに触れてしまうと、手の皮脂がガラスにくっついてしまいます。その状態ですと室内のホコリなどが付着しやすくなります。手垢にホコリなどがついて窓ガラスを汚すことは、イメージが付きやすいとは思いますが、手垢は油汚れに分類されるため、キッチンがあるお部屋では汚れの種類と類似してる状態です。

またタバコのヤニ汚れも、ヤニ汚れの原因であるタールは油性のため、油汚れと同様の現象が起きてしまいます。


1-3.窓のサッシ

サッシ部分は、窓ガラスによって外側と内側に分かれますが、主な汚れは、部屋のホコリと外気の土埃、結露によって発生するカビなどが主な汚れです。


 
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ハウスクリーニング

2.窓の掃除手順

 

  • ① 窓サッシ(乾)
  • ② 窓ガラス外側
  • ③ 窓ガラス内側
  • ④ 窓サッシ(湿)

上記の手順で掃除をします。

詳細は後述しますが、窓サッシは乾燥した状態で掃除をすると、手早く簡単にきれいにすることができます。また、外側⇒内側の順番も汚れている方から掃除をすると綺麗になっているかどうかの確認が楽になります。


2-1.窓サッシ(乾)の掃除方法

≪使う道具≫

  1. 2wayブラシ
  2. ・掃除機
  3. ・爪楊枝

まず初めに掃除をする場所はサッシ部分になります。サッシ部分の汚れはホコリや土埃が懲り溜まっていますので、ブラッシングして汚れを柔らかくして、掃除機で吸い取ります。これだけでサッシ部分の8割は終わります。

濡れた状態で行ってしまうと、掃除機で吸い取れなくなってしまいますので、必ず乾燥した状態で行ってください。そのために真っ先に行います。

ブラシで細部を含めて念入り擦ることで、汚れが積み重なって固まった汚れが粉砕され元の土や砂、ホコリになるので、その状態を掃除機で吸い取るだけで、ほとんどの汚れを取ることができます。

ブラシで崩れない固い汚れは、爪楊枝を使い崩してください。残りの2割の汚れは濡れた状態で取り除きますが、この後に窓ガラス部分の掃除を行うときにサッシ部分も濡れてしまうので、後回しにします。


2-2.窓ガラス外側の掃除方法

≪使う道具≫

窓の掃除の大部分を占める窓ガラスの掃除です。前述しましたが、窓ガラス汚れの正体は内側と外側で違っていて、外側は雨や風によって飛ばされてきた土埃や排気ガスが殆どです。

新聞紙を使う方法が有名ではないでしょうか。新聞紙に使われているインクが油分や手垢の成分を分解してくれるので、洗剤を使用しなくても窓を綺麗にして、更にインクによって曇り止めやツヤだし効果も期待できるという昔ながらの方法があります。

昨今は新聞を取っているご家庭も少なくなってきていますので、あまり現実的ではありませんし、新聞紙の片づけも作業の一つになるので大変になってしまいます。

外側で水が流せるのであれば、ホースを使って一気に水で洗い流す方法をお勧めします。

一気に洗い流した後は2wayブラシでパッキン部分の汚れをかき出し、マイクファイバークロスでガラスや窓枠を含めて外側全体を拭いて、残った汚れと水分を取り除きガラス用マイクロファイバークロスで、ガラス部分の仕上げ拭きをするだけです。水で洗い流し2回拭き掃除をするという単純な作業で驚くほどきれいに仕上がります。

  1. 水で洗い流す
  2. ブラシでパッキンを擦る
  3. マイクロファイバークロスで隅々まで念入りに拭く
  4. ガラス用のマイクロファイバークロスで拭く

「ホースがない」や「ほかの場所から水を持ってくるのが大変」という方には、こちらの商品をお勧めします。ある程度の水圧があれば、窓や網戸についた外気の汚れも水の勢いで洗い流してくれます。

 

 画像引用マルハチ産業 お掃除用 ポンプ式 水圧クリーナー ウォッシュ & クリーン

※ガラス用マイクロファイバークロスは、他のマイクロファイバークロスとり毛の長さが短く、より拭きむらが残らないようになっています。窓ガラスや鏡を掃除する際には、こちらを使用するとキレイに仕上がります。大きい眼鏡拭きをイメージしてください。

大量の水を使えない場合や床を濡らしたくない場合は、マイクロファイバークロスを使います。水で濡らして軽くしぼった(水がしたたり落ちない程度)マイクロファイバークロスで窓ガラス全体を一度拭きます。

2wayブラシでパッキン部分の汚れをかき出し、もう一度、軽くしぼった状態のマイクロファイバークロスのガラス面を水拭きします。

マイクロファイバークロスをよく洗い、固く絞った状態で窓ガラスの全体を拭き、すぐにガラス用のマイクロファイバークロスで、拭き上げて完了です。


2-3.窓ガラス内側の掃除方法

≪使う道具≫

続きて内側のお掃除ですが、内側は共通して、台所近くならば跳ねたり水蒸気に含まれてしまった油分や手垢、埃、カビによるものです。外側に比べると軽度の汚れのため、濡らしたマイクロファイバークロスで全体を拭き、まだガラスが濡れている状態のままガラス用マイクロファイバーで拭き上げるだけで完了です。

手垢まみれや油汚れが酷い、油分の多い場所では、消毒用アルコールをキッチンペーパーに染み込ませて拭いてください。アルコールには油分を分解する性質があるので、手垢の皮脂汚れや油汚れも取ってくれます。しかもアルコールはすぐに蒸発するため、拭きむらが残らずそれだけでガラスもきれいにしてくれます。

アルコールを使う方法は、マイクロファイバークロスを2種類使うよりも手軽にガラスをきれいにしてくれますが、窓ガラスの大きさによっては、キッチンペーパーが何枚も必要であったり、アルコールを何度も染み込ませたりと手間がかかりますので、窓ガラスの大きさによって、手順を変えるのも方法の一つです。


2-4.窓サッシ(湿)の掃除方法

≪使う道具≫

窓ガラスを掃除する時に水を使って洗うので、この段階ではサッシ部分が濡れていると思います。角や窓が重複する部分に汚れが固まっている場合はブラシを使い汚れをかき出した後に、定規にマイクロファイバークロスを巻き付け細かい部分を拭き上げます。

残った部分はマイクロファイバークロスを使って、濡れている部分を含めサッシ全体を拭き上げ終了です。


まとめ

窓ガラスの掃除はやっぱり大変とお思いの方や、自分でやったけど思ったよりきれいにならないと感じた方は、ハウスクリーニング業者に頼むのもいいかもしれません。

1800㎜×1800㎜で3000~6000円程度が相場ですが、気を付けていただきたいのが窓の大きさです。窓の大きさで1800㎜×1800㎜サイズは現在のご家庭では少なくなってきます。大きめの窓ですと、料金が変わる場合もありますので、予め相談するといいでしょう。

160㎝の方が手を伸ばした際に届くのが約190㎝ですので、ご自宅の窓の大きさを測るとわかりやすいかもしれません。あくまでも目安ですが、身長×1.2が手の届く高さといわれており、両手を横に広げた状態の幅は身長を同じですので、メジャーで測るのが面倒だと感じる方は、試してみてください。

 
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