エアコン使用前にやること!たった3ステップで嫌な臭いとサヨナラ

エアコン使用前にやること!たった3ステップで嫌な臭いとサヨナラ

「エアコンを使いはじめたらなんだか嫌な臭いがする。」

「エアコンを使う前にやっておくべき掃除はある?」

「エアコンを使う前は点検とかが必要なのかな…。」

この記事を読まれているあなたはこんな風にお悩みかも知れません。

夏になり冷房をつけたとき、出てくる空気が臭いと残念な気分になりますよね。

実は、そのエアコン臭はエアコンの使い始めに原因が潜んでいます。

ということで本記事では、エアコンを使う前に行うべきことについて解説します。


目次

1.エアコンを使う前に掃除が必要な理由
2.エアコン使用前に行いたい、たった3つのお手入れ
3.エアコンを使う前には試運転をしよう
4.普段からできるエアコンのメンテナンス
まとめ


1.エアコンを使う前に掃除が必要な理由

エアコンをつけたときに感じる独特の嫌な臭いは、カビが原因となっていることがほとんど。

というのも、エアコンの内部はカビが発生しやすい条件が整っているのです。

まず、エアコンを稼働するとエアコン内部にはたくさんのホコリが溜まります。

なぜなら、エアコンは部屋の中の空気を取り込み、熱交換器で温度を変えることで冷たい空気を出しているからです。

部屋の中の空気を取り込むとき、部屋の中に舞っているホコリも一緒に吸いこんでしまうということですね。

基本的に、吸いこんだホコリはフィルターによってキャッチされ、蓄積されていきます。

また、エアコン内部の湿度は90%とされています。

熱交換器が作動することで、結露が発生するからです。

カビは高湿度なところに発生し、ほこりなどの汚れを栄養分として繁殖を続けます。

つまり、エアコン内部はカビが発生する条件が完璧に整っているということになりますよね。

さらに、フィルターにホコリが溜まりすぎることによって、エアコンが機能しない、もしくは機能が低下するといったケースもあります。

ですので、エアコンを使う前には、きちんとエアコンが作動する状態なのかどうか点検することと、きちんとお手入れして掃除することがかなり重要になります。


2.エアコン使用前に行いたい、たった3つのお手入れ

では、エアコンを使う前にはどのようなお手入れをすると良いのでしょうか。

室外機とエアコン本体、それぞれのお手入れ方法を詳しく説明していきます。


2-1.エアコン使用前のお手入れ①:室外機

室外機のお手入れ方法は下記の通り。

  1. 室外機上や室外機周りのホコリや草をほうきで落とす。
  2. 室外機についたほこりを雑巾で拭き取る。

以上です。

室外機の汚れが目立つ場合は、一度水をかけて洗い流してから雑巾で拭くことをおすすめします。

室外機に汚れが詰まっていると、当たり前ですが室外機が機能しなくなります。

具体的に言うと、エアコンの風量が落ちたり、必要以上に電力を消費して運転したりすることになります。

ですので、室外機のお手入れはきちんと行ってください。


2-2.エアコン使用前のお手入れ2:エアコン本体

エアコン本体のお手入れ方法は下記の通り。

  1. エアコンの電源プラグを抜く。
  2. プラグ周りのホコリをティッシュやタオルで拭う。
  3. エアコンの上に載っているホコリをモップやハタキで落とす。
  4. アルコール入りのウエットティッシュで全体を拭く

以上です。

エアコンの上部や周りにはかなりホコリが溜まっていますので、化学モップなどホコリを吸着するようなものを使うことをおすすめします。

そうすると、ホコリが舞ってしまったり、床に落ちて掃除が二度手間になったりすることが無くなりますよ。

多くのエアコンは、上部から部屋の空気を吸い込みます。

ですので、使用前にはきちんとエアコンの上のホコリを取り除く必要があります。

ホコリを取り除かないと、多くのホコリが内部に吸い込まれ、エアコンの働きが悪くなってしまいます。

最もホコリが溜まりやすい部分、且つ最もホコリを吸い込みやすい部分になっていますので、エアコン本体の上部は必ずきれいにしてから使用するようにしましょう。最後にアルコール入りのウエットティッシュで全体を拭き上げることで除菌します。

さて、ここまではエアコンを使う前に行うと良いお手入れについて紹介してきました。

ここからは、エアコン使用前に行うべき“試運転”について紹介していきます。


ハウスクリーニング

3.エアコンを使う前には試運転をしよう

お手入れが終わった後には、エアコンの試運転をしましょう。

試運転のやり方は下記の通りです。

  1. エアコンの電源を入れ、設定温度を最低にして冷房運転を開始する。
  2. 10分放置する。
  3. 10分の間で、冷風が出ているかどうか確認する。
  4. 最低温度に設定したまま、さらに50分放置する。
  5. 送風もしくは設定温度を最高にして冷房運転を120分以上する。
  6. 異常がなければ終了する。

以上の通りです。

最低温度での冷房運転をしている間に、異常ランプが点灯したり、水漏れが起きたり、異音が発生したりしたら試運転を終了してください。

エアコンの故障が起きている可能性があるので、業者に問い合わせて確認してもらいましょう。

ということでここまではエアコンを使う前に行うべきことを説明してきました。

ここからは、エアコンを使わない季節でも定期的に行うと良いメンテナンス方法を紹介していきます。

普段からメンテナンスすることで臭いはかなり抑えられるようになりますので、ぜひじっくりと読んで実践してみてください。


4.普段からできるエアコンのメンテナンス

普段からできるエアコンのメンテナンス方法は、以下の通り。

  1. エアコンのフィルターを取り外す。(機種ごとに方法は違うので、取扱説明書を必ず読みながら取り外してください。)
  2. フィルターの表側の面についているホコリを、掃除機で吸い取る。
  3. フィルターの裏側の面についている汚れを水で洗い流す。
  4. フィルターの裏側の面を歯ブラシでこすり、表側の面に出す。
  5. フィルターのホコリが取れたら、乾いたタオルや雑巾でフィルター全体の水気をふき取る。
  6. フィルターが乾くまで放置する。
  7. フィルターが完全に乾いたら、エアコンにフィルターを設置する。(機種ごとに方法は違うので、取扱説明書を必ず読みながら取り付けてください。)

以上です。

いくら部屋の中を清潔にしていても、エアコンのフィルターにはどうしてもホコリが溜まっていきます。

ですので、カビを発生させないため、嫌な臭いを発生させないためにも、半年に1度はフィルターの汚れ状態を確認するようにしてみてください。


まとめ

・エアコンは使う前に掃除をしないとカビが発生して臭くなる

・エアコンを使う前には、エアコン本体と室外機のお手入れをする

・エアコンを使う前には試運転をし、異常がないか確認する

・普段からエアコン本体のメンテナンスをすることが大切

エアコンを使う前にやっておくことについてまとめると上記のようになりました。

意外と簡単にできることが多かったかと思います。

たった少しの工夫で、悪臭やカビに悩まされることはぐんと減ります。

ぜひ、今回紹介したお手入れやメンテナンスをしてみてください。

お部屋での生活が快適になりますよ。

この記事が、エアコンを使う前にやっておくことを知りたい方の参考になれば幸いです。


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